メイドさん ページ12
三ツ谷side
三ツ谷「A〜、今日なんの日か知ってる?」
『ん?記念日でもないし、誕生日でもないけど…』
三ツ谷「これ、Aのために作ったから着て欲しい」
『え?なに?急にプレゼント?嬉しいありがと〜!!』
ガサガサと渡した紙袋を開けるA。
全貌を見てピタッと動きを止める。
『タカちゃん、これって…』
三ツ谷「ん?今日、メイドの日らしいよ?」
『いやいやいや、流石にこれを着るのは恥ずかしいよ!』
俺が渡したのは手作りのミニスカメイド服。
どうしてもAに着てほしくて作ってたんだけど、着てもらう機会もなくて渡せてなかったやつ。
んなもん今日しかなくね?って訳で。
三ツ谷「いいじゃん、俺しか見てねぇんだから」
『や、タカちゃんが見てるから恥ずかしいんだよ?』
三ツ谷「あ?他のヤローだったらいいってこと?」
『そういうことじゃなくて〜…』
「せっかくAの為に作ったのにな〜」って独り言のように言うと、渋々ながらも『分かったよ…』って着替えに行ってくれた。
っし!作戦大成功!!
ずっとこの機会を待ってたんだから、逃すわけにはいかない!!!
『タカちゃーん、着替えたけど…これめっちゃ可愛いね!!』
と言いながら、クルクル回るA。
あれ?着るの恥ずかしかったんじゃねーの?
おいおい、パンツ見えてんぞ?
三ツ谷「思ってた反応と違うけど、喜んでもらえてよかった。」
『ちょっとコスプレとか興味あったみたい!タカちゃん、こんなのも作れるなんて、本当すごいね〜!』
三ツ谷「せっかくだから、ちょっとメイドさんっぽいこと言ってみて?」
んー?って考えてるだけのAも可愛い。
『おかえりなさい、ご主人様』ニコッ
三ツ谷「あー、無理可愛すぎて死ぬ。」
『え?そんなに!?』
三ツ谷「あ、声に出てた?すごい可愛い。」
『本日もお疲れ様でした。お食事の用意が出来ておりますが、如何なさいますか?』
三ツ谷「疲れてるから癒してほしいかな。」
『では、こちらにどうぞ』
と、されるがままにAの膝枕に寝かされる俺。
三ツ谷「そんなことされたら止まんねーけど…」
『…ご主人様のお好きにしてください…//』
三ツ谷「服作ったの俺だし、脱がすのも俺の役目かな?」
この後どうなったかは言わないけど、Aはいつも以上にめちゃめちゃ可愛かった、ってことだけ教えとくわ。
三ツ谷「たまにはコスプレもアリだな。」
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ぱぴ子(プロフ) - Younarさん» コメントありがとうございます!だいぶ更新止めてますが、また復活させたい気持ちはあるので、ぜひ書いていきたいと思います🥹✨ (2023年3月31日 18時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
Younar(プロフ) - めっちゃ面白いです!!三ツ谷くんの嫉妬可愛かったです!更新楽しみに待ってます!! (2023年3月29日 22時) (レス) @page31 id: 0debfe5c5b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» いつもコメントありがとうございます!嬉しい限りです😭💓更新遅くて申し訳ないですが、これからもよろしくお願いします✨ (2022年10月10日 21時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - 今回もきゅん♡でした😍更新ありがとうございました💕 (2022年10月9日 16時) (レス) @page30 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - furimayuさん» コメントありがとうございます!嫉妬がちゃんと描けているか不安でしたが、読んでいただけて幸いです☺️応援ありがとうございます!沢山のお話更新できるように頑張ります✨ (2022年8月31日 19時) (レス) id: d46b37d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年4月21日 23時