■38 [ﾊﾅﾏｷ] ページ46
今日の放課後でいいかな、話す時間設けるの。
そう思った俺は帰りに一緒に帰ろ〜と松川を誘った。
だが、先約があると断られてしまった。
Aちゃんか、と心の中で確信していたが違うらしい。
矢巾が出入口付近で騒ぐから見に行くと松川のクラスの女子と松川が話していた
ーーまじかよアイツ
彼女ですか？！なんて矢巾が聞くと、そう！と言って腕を組んだ
ハッとした時には遅かった。
2人をAちゃんも見ていた。
国「A、帰ろ」
くい、と手を引いて体育館の中へ連れ戻す国見。
そんなことも知らずにクラスメイトと話す松川に少しイラついた。
何も知らない部員は冷やかすように2人を祝福していた。
はぁ、とため息をついて体育館に戻ろうとすると今にも泣き出しそうなAちゃんと、キレてるのが分かるほど顔に出ている国見が帰るところだった。
国「…お疲れです
金田一、先帰るからな」
金「あ、おう…」
「おつかれさまです」
ペコッと軽く頭を下げて2人の前を通っていく
ひえ…国見が怒ってるよ、初めて見た
松川を見ると少し後悔のあるような顔でAちゃんを目で追っていた
本当、アイツなにがしたいんだよ
花「はぁ、もう花巻さん知らなぁい」
あ、なんかこれ及川っぽい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗凪(プロフ) - おれんじじゅーすさん» 本当だ！！！ありがとうございます！直しました笑 (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 9be944f40a (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす - 37のとこだって彼氏いなさそうだし？ってなっちゃってますよ！ (2019年11月17日 12時) (レス) id: 5dcd63110d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
