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8#兄者はそれに気づかず、何度貴方を傷付けた事でしょう。 ページ8
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すると、我輩の脳裏にAの初主演ドラマの最後のシーンが浮かんだ
相手役の俳優と、砂浜を歩いているA
すると、Aは相手役の俳優にプロポーズされる
勿論、プロポーズの返事はOK。
嬉しさのあまり、相手役の俳優はAをお姫様抱っこし、Aも俳優の肩に腕を回した
そして、Aは目を瞑りながらこう言った
［もう一度、誰かに恋する事が出来るとしたら…
私は、貴方をえらぶ］
［ずっとずっと、貴方を好きでいられる］
［運命って、そういうものだって思うの］
この台詞で、ドラマは終わる
我輩とAが出会って、Aはいつまでも我輩に好きでいてくれた
口調も、髪型も、変わった
それでも、Aは我輩の事を好きでいてくれた
我輩…自惚れてたんじゃな…
Aだけは何があっても我輩の傍から離れない…居なくならないって…
Aは、優しいから
その優しさに甘えてた
不器用な我輩を、純粋に求めてくれていたA
我輩が勝手に嫉妬して、Aを泣かせた事もあった
Aの嫉妬に気づかず、Aを泣かせた事もあった
一生かかっても、返しきれない程の愛を返す
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9#それでも貴方は兄者を愛し続けてくれました。→←7#兄者に対して、長年愛を捧げてくれた貴方。
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猫愛りあ - 泣いちゃうじゃないか！！ (2月12日 19時) (
レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛の死神 | 作成日時：2019年7月20日 17時
