【朔間零】魔王の償いと想いの１ヶ月 (ページ1)

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１日目ページ1

丁度１年前、零君の家に御呼ばれされた。

凛月「ちょ……！

兄者、それはAに対して酷いよ！」

零「凛月、お前は入ってくるな。

これは、俺らの問題だ。」

何時もより、零君の声色が低い……。そんな零君に恐怖を覚えるほどだった。

貴方「れい……くん…………？

嘘だよ………ね？

.

別れるなんて、嘘だよね………？」

私は両目に涙を浮かべながら、零君を見た。

零「嘘じゃねぇーよ」

零君の表情は酷く冷たく、冷徹だった。

凛月君がそんな零君と私を交互に見て、零君の胸ぐらを掴んだ。

凛月「兄者ｯｯｯ！！」

零「凛月、入ってくるなって言っただろ？」

凛月「だけど……ｯｯ！そんな言い方酷すぎ！Aが可哀想だよ！！」

貴方「零君、本当に冗談が上手だよねｯ。

ほら、言って？何時もみたいに……嘘だって、言って……ｯｯｯ！お願いｯｯ………。」

零「………嘘じゃねぇよ、A、俺と別れてくれ。」

.

.

＿＿だ………………！

＿＿嘘だ……………！

.

貴方「夢だったら、良かったのに…………」