検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:9,354 hit

番外編─刀剣・・・倶楽部?─ ページ5

優依side

薬研さんの手品を見て、最後に鳴狐さんが前に出てきました

お供「では!最後に私めと鳴狐が──」

鳴狐「キツネ、外に出て」

お供のキツネさんの言葉を途中で遮って鳴狐さんが言った

お供「鳴狐!?何故です!?私めも一緒に──」

鳴狐「今回は、鳴狐だけでやってみる」

お供「しかし・・・!」

尚も引かないキツネさんに薬研さんが声を掛けた

薬研「まあまあキツネ。鳴狐の旦那がこう言ってるんだ。やらせてみれば良いじゃねぇか」

お供「うぅ・・・・・・ぅ〜〜〜・・・・・・・・・

・・・解りました。鳴狐!頑張るのですぞ!」

鳴狐「解った」

キツネさんが鳴狐さんの肩から降りて襖の外へ行ってしまった

鳴狐「あるじ」

優「はい」

鳴狐さんが私の隣に座って私を見る

鳴狐「何時も、大事にしてくれて有り難う。お仕事、お疲れ様」

あれ?皆さんの前で仕事(書類)はやってない筈なんだけど・・・

鳴狐「鳴狐知ってる。あるじが山の様な書類を、何時もやってること」

ぅ・・・・・・あまり苦労とかは見せない様にしてたのに・・・バレてた

優「あれは仕方がないですよ。其れに、早く終わらせた方が皆さんと沢山話したり、遊んだり出来ますから」

心配させない様に、と笑えば鳴狐さんは少し眉を下げた

鳴狐「・・・また隠す。もっと鳴狐達を頼って

・・・鳴狐は薬研や光忠みたいなことは出来ないけど・・・」

鳴狐さんは手を上げて、私の頭の上に置いた

そのまま、ふわりふわりと撫で始める

鳴狐「あるじ。偉い偉い」

其の手がとても優しくて、暖かくて、安心出来て・・・

何だか、母上に褒められて撫でて貰っているみたい・・・

*。゚.・*。゚・.。゚*。゚.・*。゚・.。*
鳴狐side

鳴狐があるじの頭を撫でると最初は驚いていたけど、目を細めて気持ち良さそうにした

やっぱり、あるじは可愛い

暫く撫でていたら、あるじから鳴狐の手に擦り寄ってきた









優「・・・んぅ・・・・・・・・・きゅぅ・・・なぁぅ・・・・・・」



え・・・?

何、今の声・・・

まるで、猫みたいな・・・




──・・・・・・狐みたいな・・・──





可愛い・・・

他の皆も固まってた

すると、あるじがハッと目を開けた

優「ぁ・・・ぇと・・・・・・ごめんなさい。つい・・・(いけない・・・“前の”が・・・)」

鳴狐「ううん・・・・・・気持ち良い?」

優「はい!とても」

時々、撫でてあげようかな・・・

番外編─刀剣・・・倶楽部?─→←番外編─刀剣・・・倶楽部?─



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
166人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 華狐 , 女審神者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華狐 | 作成日時:2018年5月3日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。