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The past─厭だ ページ39

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生まれつき、化け物だった私は無垢な人間に憧れた。何の力も持たず、無邪気に笑う人間が。

人間も闇を持っていることを私は知ってる。
でも、私達喰種に比べればなんて事はないよ。

そんな人間が大好きだった私は、ある日人間を拒むようになった。









「母さん、父さんは何処に行ったの?」


「父さん?嗚呼、父さんはご飯を買いに行ってるよ。もう少しだけ待っとこうね」


「……はーい」







私は知っている。
母さんの云う父さんの買い物は、本当は買っているのではなく“狩っている”ということを。

だって、いつも父さんは血塗れが帰ってくるもの。父さんが狩ってくる肉は、いつも人間の匂いがする。








「A、来年から小学生ね!ランドセルを買いに行きましょ?」


「……厭だ」


「え」


「厭だ厭だ厭だ厭だ!!私は小学生にならない!!お勉強は母さんと父さんが教えてよ!!」







私は、いつも食べている肉=人間という事を理解してから、人と関わろうとしなかった。
いつもは美味しく食べていたご飯も喉を通らなくなった。

……でも、食べないと死んじゃうから、月に一度だけ肉を食べていた。

食べても食べても、吐いてしまう。
私は人間でさえも食べられない。嗚呼、お腹が空いた。








「……喰種、食べれるかな」









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うりき - 煌さん» うりきです!長々と返信長引かせてしまい大変申し訳ありませんでした。今回イメイラ拝見させて頂きました!!とても可愛く書いていただいて、、、!!瞳と唇がとても可愛らしかったです!今回は本当にありがとうございました!! (2020年8月11日 18時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うりきさん» 載せさせて頂きました!時間がある時でいいので、覗いてくれればと思います! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うりきさん» 今完成致しましたので、載せさせていただきます!少し色塗りに失敗してしまいまして、髪の毛が青みがかっています! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
うりき - 煌さん» いやいやもう書いていただけるだけでありがたいです……!! (2020年2月14日 23時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うりきさん» いえいえ!大丈夫です!ただ、イメ画の送り方が分からないので、私の、ただただ推しを書くだけ!という作品に投稿させていただきます!申し訳ありません! (2020年2月11日 22時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/  
作成日時:2018年7月2日 6時

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