【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ７【愛され】

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一番最初に起きた柿原にカメラを任せて、KENNを起こす。

｢起きてーKENNさーん。｣と体を揺らした。

だが中々起きない。
目覚めが悪い方なのだろうか。

前にAがKENNの家に泊まった時は、KENNの方が早く起きて朝ごはんまで作ってくれていたのだが。


｢どうしよう？｣と柿原に目線を送ると、｢もっとやれ。｣と返された。

あまり大きな声を出すと他の3人が起きてしまうから、｢KENNさーん。｣とさっきより体を強く揺さぶる。


すると、｢ん”んっ…｣とようやく反応が伺える。

”いける”。

そう確信して、｢KENNさん、KENNさん。｣とより強く揺さぶる。


しかし、それが仇となってしまう。

気持ちの良い睡眠を妨害されたのが嫌だったのか、KENNはグイッとAの腕を引っ張った。

突然のことにAの体もそのまま倒れ込む。



｢っえ。｣

K｢…んん……｣

｢ちょっ、ちょっとちょっと…いやいやいや…｣

柿｢ほーん…動画名は{あのKENNの彼女は、青空Aだった？！イチャイチャ動画。}で決まりか。｣

｢ねぇカッキーさん助けて下さいよ！｣

柿｢満更でもなさそうなのに？｣

｢いや確かにそうですけど！！｣

K｢んぅっ……｣

｢待っ、てってば……ｯ。｣

K｢っ…！｣

柿｢！｣



さわっ…とKENNが触れたのは、Aのお腹だった。

Aは一度風呂に入ってきているから、浴衣ではなくラフなロングTシャツにショートパンツという服装。

簡単に素肌に触れられてしまう。


いきなり肌に触れられたら、誰だって変な気分になるだろう。

珍しく顔をこれでもかという程真っ赤にして、｢かっきーさん……｣と助けを求めている。


弱っているAは、いつもより可愛げがあって男心をくすぐる。









柿｢…けんぬ、狸寝入りやめんかい。｣


K｢……あはは、やっぱバレてた…？なんか楽しくなっちゃって。｣





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