【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ７【愛され】

▽in海。 ページ8

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それからいくつかのトークを終え、ガタンゴトンと電車に揺られることかれこれ1時間。


岡本達御一行は、何とか海に着いた。

照りつける太陽が本当に眩しい。
日焼け止めを塗らないと、後で赤くなってヒリッヒリになるやつである。


熱い風に負けず、｢海だー！！｣と叫んだ。

生まれてこの方、あまり海というものには縁がなかったA。

海はおろか、プールなんかにもあまり遊びに行ったことがない。

何十年かぶりの海に、胸が高鳴る。

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まず海に着いたらすることは、水着に着替える事。

｢じゃ着替え終わり次第、こちら集合で。｣とスタッフさんに言われて 先輩達と別れてから、スタイリストさんやメイクさん達と女子更衣室に向かう。



｢私の水着ってどんなのなんですか？｣

ス｢群青色のクロスホルターのビキニです。｣

ス2｢下はジーンズのパンツスタイルだから、動きやすさもきちんと兼ねてます！｣

メ｢悩みに悩んだ一着ですからね〜。青空さんきっと似合うと思いますよ。｣

｢え〜楽しみです！結構この日までにラーメンとお菓子抜いたりとか地味にダイエットしてたんですよね.笑｣

ス｢青空さんのスタイルはファンからも期待されてますからね〜。｣

｢私言うほど細い体型じゃなくって、筋肉がついてるからそう見えるだけだと思うんですけどね〜。｣

ス2｢そうなんですか？｣

｢そうですそうです。それにプラスして身長が高いから、足とかも長く見えるだけで…言うてそんなに長くないんですよ。｣

｢｢へぇ〜…｣｣



実を言うと、幼稚園〜小学校5年生までは、

背順は前から1番、もしくは2番目、
写真を撮る時も、大抵前の方…。

と、普通にAは身長が小さかったのである。


だが、6年生に上がってちょっと経った頃に、グインっと身長が伸びた。

150センチが、中学の終わりには165センチ。

もう自分は一生小さいものだと思っていたのに、まさかの160センチまで伸びるとは。









｢…とにかく、その水着着こなせるといいなぁ…。｣




その願いは、見事に達成される。


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