とんでもない人達から好かれてしまいました。【まふまふ】【そらる】

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９６「うっ…ぐっ…あぁぁ…」






A『…。





あ、このパンおいし…。』




９６「あ、それなー。









………うぐっ…あ、ぁぁぁ…うわぁぁ…」






A『……。






あれ？私美術の課題出してたっけ…。』







９６「ん。出してた。






…………う、あぁぁぁはっはっはぁぁ！！！」






A『あ、出してた？良かった良かっ……＿＿＿』




９６「………なんかツッコめよ。」





A『あー…ツッコンだら面倒臭い事になりそうだから…。




……はい、で？どーしたのー。』







棒読みで言ったにも関わらず、待ってましたと言わんばかりにハキハキとした声音で話す。







９６「あのなー…やっぱし心配だよ。お化けと一緒の補習なんて。


絶対何か大切なものが奪われるよ、例えば初体験とか。」




A『…んー…早く終わらせる様に頑張るよ。だから、今日は１人で帰って大丈夫。』





９６「え…！？捨てるの！？９６猫じゃなくて捨て猫！？」



A『ちーがうよ。大丈夫だから。もー信じてって。』



９６「信じてるよ！？いっつも信じてる！！でもAが心配なのー！ねぇ聞いてる！？」




パンを口いっぱいに含むA。



…だって、これ美味しんだもん。







A『んー…聞いてる。』






９６「だからね！




初体験は私に頂戴♡





…ねぇ聞いてる！？」




A『んー…わかってる。』





９６「わかってないよね！絶対わかってないよね！ってかわかっちゃ駄目でしょ！ツッコンでよっ！！」









………大丈夫だっつーの。





多分…。






９６「今多分って思ったろ！！顔に書いてある！！」









A『あー！もー！



だーーかーーらーー大丈夫だってばっ！！』




９６「ぶっほっ…！！！」




あ…。




あまりに執拗い９６ちゃんを思いっきり押して倒してしまった…。




A『ご、ごめん…タピオカ大丈夫？』



９６「最初タピオカの心配！？私は！？」









…そ、そっか。









なんか…









色々と、ごめん…。









.









.









.









.









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こんな幸せな事はありません…！








感謝です…！！

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