Happy Family (ページ16)

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洗濯を回しに行った麻衣を追いかけて
蓮「俺が回すから座っててよ^ ^」
と言うけど
麻衣「大丈夫だよ〜^ ^」
と頑なに譲らないから
蓮「じゃあ、終わったら俺が干すから、洗濯は麻衣が回して？」と言ってみると
麻衣「ありがとう^ ^干すのは頼みま〜す^ ^」
と言って洗濯を回す準備に入った。

だけど、中々洗濯を回さないから
蓮「なにしてるのー？回さないのー？」
と聞いてみたら
麻衣「今日久しぶりの晴れだし、蓮が干してくれるっていうから、大物も洗っちゃおうと思って！」
と寝室のシーツやらなんやらを外して持ってくる麻衣

クイーンサイズのベッドに使うシーツはとても大きく、麻衣が運には重たい。
ぐしゃぐしゃに丸めて持ってくるけど、麻衣顔が隠れてしまうくらいに大きな塊になっていた。

それを持って寝室から出てきた麻衣を見て、可愛い！と思いながらも、よろける麻衣を見て
蓮「おっと！危ないから外す時は言って〜？」
と言いながら受け取ると
麻衣「シーツ外すくらいなんて事ないよ〜^ ^」
と言う。

蓮「こんな小さな体でクイーンサイズのシーツなんか持ち運べないでしょ〜？^ ^」
麻衣「そんなことないよ〜^ ^」
なんて言い合いながら、麻衣は颯爽と洗濯を回していた。

洗濯が終わるまでの間、束の間の休息。
俺は朝食で用意したサンドイッチとコーヒー、麻衣は温かいほうじ茶。

2人でダイニングテーブルの隣同士に座りながら、ホッと一息をつく。

サンドイッチを食べながらパッと麻衣の見ると、いつもより濃いクマが見えたけど、顔色は良さそう。
朝起きたら時よりもホカホカした顔色をしている。

痛み止めが効いたのかな？とホッと一安心しながらも
蓮「クマ…今日濃いね…」
と指でクマをなぞると、
麻衣「そうかなぁ〜？」
なんてとぼけた言い方をするから
蓮「無理しないでね？さえも俺も麻衣がいないとだめなんだからさ^ ^」
と言いながら麻衣の頬を撫でる。

麻衣の頬は柔らかくて触り心地がいい。
そんなことを思いながら麻衣の頬を触っていると、俺のスマホに亀梨くんの文字。

麻衣が「あ、亀梨さんだよ！すぐに出なくちゃ！」と言って俺にスマホを渡してくれる。

俺は口に入ったサンドイッチを急いで噛みながら慌てて電話に出る。

蓮「はいっ！もしもしっ！はいっ！おはようございますっ！」
慌てて電話に出たもんだからめちゃくちゃ焦ってる俺に亀梨君は
亀梨「めめどした？^ ^そんなに焦って^ ^」
と言いながらケラケラと笑う亀梨君。