節分 ページ5
『らん、豆を頂戴』
ら「はい?なんで…?」
『いいから!!』
私がらんに怒鳴ると、らんは急いで豆を持ってきた
ら「ど、どうぞ…」
『ありがと、』
えーっと…なんて言うんだっけ…
確か…
『鬼はーそとー…福はー…そとー…』
ら「福まで外に行っちゃってますけど!?」
『え?違うの?』
ら「うちですよ!」
『…?』
う、ち…??
『…鬼はーうちー…福はー…外ー…』
ら「逆です!!」
『え?逆…』
『福はー…外ー…((』
ら「そういうことじゃないです!!」
『じゃあなによ!』
ら「貸してください!」
『はい』
私はらんに豆をあげると、思いっきり豆をぶん投げた。
ら「鬼は外!福はうち!!」
『…』
ら「こうです!」
『…貸して』
ら「どうぞ…」
『らん、そこに立って』
ら「はい??」
『…スゥ…』
私は息を吸って、野球ボールを投げるポーズをした。
『…らん鬼、今日こそは殺してやる』
ら「かかってこいやぁ!」
い「…なにしてん」
『…ふんっ!』
ら「えっ、?」
私は全部の豆をらんに向かって投げた。
ら「うわっ!いったっ!?!?なにこれ!?ほんとに豆!?」
『うん、豆』
ら「硬すぎですよ!」
『…どうでもいいから早く倒れてくれない??』
ら「え?」
『早く』
ら「…ぐああぁっ…やられたー…」
『ヘッ!ざーこざーこ、おつかれさまでーす』
ら「…うっざ!」
『は?〇ね』
ら「エッ、ナンデェ…?」
い「てかお前ら…これどうすんですか…」
『?どれよ…』
い「これですよ!!」
『?』
いるまが指を指したほうに目をやると、玄関の前が豆だらけになっていた。
『…うわぁ…』
い「「うわぁ」じゃないですよ、これ全部チンパンジーがやったやつですよ」
『…』
い「聞いてます????」
『え?私?』
い「チンパンジーって言ったじゃないですか」
『誰がチンパンジーだよこのカバ』
い「あ?」
『人としてどうかと思いまーす』
い「人はな、お前は人じゃない」
『あぁ、私がとてもかわいいって言いたいのね』
い「顔はな、性格はクソだぞ」
『は?縛るわよ』
す「喧嘩しないでください〜」
暇「ほんとですよ〜」
『豆投げるぞ』
暇「どうぞ?片づけるのはお嬢様ですよ」
『…』
私はなつにむかって豆を思いっきり投げた
暇「いっった!?…は?」
『なつが投げていいって言ったのよ。私は悪くないわ』
暇「なんだこいつ」
み「すとっぷすとっぷw」
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作者名:ルカ | 作成日時:2024年1月28日 18時