【黒バス】完璧！生徒会長ＶＳ不良令嬢【赤司征十郎】

６、交渉成立？ ページ7

バチバチと睨み合った視線を外して、疑問を口にする


｢そもそも、何故私とお見合いなどを？
かの赤司財閥さんなら選び放題でしょうし、


別に会社同士の関係も悪くないでしょう｣


赤司｢好きで君を選んだ訳がないだろ？


恨むなら……
関係が悪くなかった事、
いや、君の親と俺の親が旧友だった事を恨みなよ｣


は？わけわかんないと怪訝な顔で赤司を見ると意図に気づいたのか続けて話し出した


赤司｢少々面倒な事があって、ね

...簡単に言うと
強引に俺と政略結婚を望む会社がいて
そこを跳ね除けるための対策がこのお見合いという訳だ｣


｢……つまり、『彼女がいるので御遠慮下さい』とでも言ったわけ？アンタのとーさんが？｣


有り得ない、あの赤司財閥がと馬鹿にしたように言うが


赤司｢理解が早くて助かるな｣


｢はぁ？！マジで言ってんの？！？｣


赤司｢正直、俺も驚いたが事実だ


適当に告白してきた女にしてもいいがそうすると潰れるのも早い


ある程度の権力があって、信頼のおける友人の娘
お前に白羽の矢が立ったわけだ｣


｢凄く迷惑｣


赤司｢俺の父が気に入ったんだから諦めなよ


期限はたったの１ヶ月、数回出かける程度だ


断るなら...そうだ、君のいるグループ、１人ずつ、


潰していこうか｣


笑っているが目が本気で、普段殺気に慣れているハズなのに背筋が寒くなる


卑怯者、とボソッと言うとより黒い笑みを深める赤司


｢...チッ……わかったよ


その代わり、手ぇ出すなよ｣


赤司｢あぁ……｣


"約束しよう"

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