【黒バス】完璧！生徒会長ＶＳ不良令嬢【赤司征十郎】

２７、君の隣には… ページ28

男｢そういえば、今日誠君は来ないのかね？｣


悠｢兄は別の用事と重なってしまい...変わりに来させていただいてます。｣


弟は藤堂様？と談笑し始めて完全に空気感


それでも、離れるなと言われたし…


その場からキョロキョロと周りを見渡す。


見るからに金持ちな大人達、着飾られた子供


あ、いた


こんな中でも赤い髪はよく目立つ


無事に見つかったけど、問題は...


女といることぐらいだろう


大人っぽい印象を与える少女


スタイルも自分よりよく、何より...お似合いだ


君の隣には…"私"は似合わない


っ！？...何考えてんだよ、オレは...


冷徹女王が生徒会長に恋？...ありえない


所詮、互いの利益のために付き合ってるだけだ


...なのに


なんでこんなに苦しいんだよ…っ


モヤモヤしているとグイッと腕を引かれる


何事かと思いその人物を見る


目が合うと、少々頬を染めて口を開いた


｢この方は...


僕の……




……フィアンセです｣


その人物...もとい、城咲悠はそう言い放った


もちろん、赤い彼にも届くように

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