ハコヅメ-藤と同期- (ページ31)

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川合「こんなかっこいいのに何で警察官になったのか不思議で…」

山田「なにお前警察官29万人に喧嘩売ってんの？」

如月「知能犯って対象者が政治家や会社役員が多いだろ。だからちょっと頑張ったスーツ着てるだけだよ。中身が高卒ってナメられないように必死なだけ。かっこ悪いだろ」

藤「でも！昌兄は薄記をとったりすごく努力も勉強もしてるし！」

藤「あとなんか…ふっくらしたネクタイつけたり茶色いとがった靴はいたり」

『いるいる！二課系の刑事っぽい』

如月「お前らほんとはバカにしてるだろ」

川合「お二人並ぶと知能系の人って感じ」

源「いやいや聖子ちゃんよく見て。全然二課って感じじゃないし。さんずい事件とか超繊細な調べなのに聖子ちゃんが取り調べ補助とか…がさつすぎだろ。Aちゃんの方がまし。
マジ中身ゴリラじゃんw」

如月「源。俺の前で聖子のこと悪く言わないでくれる？俺にとっては大事な子だから」

如月「行くぞ聖子」

『そっちこそうちの源誠二くんをこんな言わないでもらえます？！
私にとって好きな人ですから！確かに悪いところはあります。でもいいところだっていっぱいあるんですから！』

川合「…ww」

『うっわ。何言ってんだ。あ、源。今のは忘れて』

源「Aちゃんが、俺のことすき…？」

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藤「川合、A。」

『聖子。』

藤「やっぱここ居た！」

川合「藤さん、なんでここに？」

藤「川合実況見分初めてだからもう一度現場確認してAは川合についていくのかなって。
ほんと要領悪いんだから」

『いや、違うの』

藤「え？あぁ如月部長の都合で夜は取り調べしないから久しぶりにあんたらとご飯食べよっかなって」

川合「それならわざわざここに来なくてもご連絡いただければ…」

藤「あ、そっか！あんたら驚かしたくて黙って来ちゃったよ。ははっ」

川合「子供みたいですね」

『ぐふっ…』

源「あのさ、その如月部長のことで話があるんだけど」

藤「お腹すいてるからまた今度ね」

源「今聞いて」

藤「やだ。その話聞きたくない」

源「聖子ちゃん」

藤「聞きたくないったら」

源「俺に彼女できるまで！彼氏作らないで！学校の成績も、勝てないことだらけの聖子ちゃんに先に幸せになられたら俺、もう仕事頑張れない！俺より先に幸せにならないで！」