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Aside
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ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ
授業が終わり 、鐘がなる
私は急いで岩ちゃんの元へ向かった
A「岩ちゃん 、話したいことがあるの 、一緒に来て 。」
岩「おう」
岩ちゃんは目をそらしながら頷いた
私は岩ちゃんを連れ出して人があまりこない空き教室に行った
.
岩「なんだよ 、話って」
先に口を開いたのは岩ちゃんだった
A「えっと 、あのさ 、」
好きです
ただそれだけでいいのに
A「岩ちゃんって好きな人いる？」
いつものフザけた話し方に戻ってしまう
岩「なんだよ、急に」
岩ちゃんは少しむすっとしてそっぽを向いた
A「なんとなく 、ほら、遊んだ時にさ岩ちゃんと徹の知り合いに会ったでしょ」
A「あれ、岩ちゃんの前好きだった子だよね ？」
なんでこんな関係ない話してるんだ私
こんなこと言いたいんじゃないのに
岩「だったら、なんだよ」
A「いや、だからどうしたとかじゃないんだけど」
考えが追いつかない
自分が何を話しているのかわからない
岩「じゃあお前はどうなんだよ」
A「なにが ？」
岩「好きなやつ、いんのかよ」
ﾄﾞｸﾝ
と、胸が飛び跳ねる
岩ちゃんだよ 、私が好きなのは
言え 、出ろ声
A「わ、私は ！」
言葉に詰まる
岩「お前はどうせ花巻が好きなんだろ」
否定したいのに声が出ない
結局何も変われてない自分に今にも泣きそうだった
岩「否定しないってことはそうなんだな」
違うよ 、違う
岩「人の気持ちも知らずに、なんで呼び出したりなんかすんだよ」
岩「花巻が好きなら、早く告ってくっつけよ」
岩ちゃんは今にも泣き出しそうな顔で、そう言って教室を出てってしまった 。
違うのに
声が出ない
私はただ、涙を流すことしかできなかった
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りゅりゅくん(プロフ) - ナシロさん» そう言っていただけて嬉しいです、ありがとうございます(;_;) (2020年5月18日 18時) (
レス) id: 918bdcad21 (このIDを非表示/違反報告)
ナシロ - すごい面白かったです！こんな作品に出会えて感激です！ (2020年5月12日 12時) (レス) id: 45388de3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅりゅくん | 作成日時：2019年5月9日 20時
