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26. ページ27

·


あなたside





結局1日保健室にいてしまった。





先生にも何も言われなかったし、私がいること忘れてるんじゃないかな?





ベッドに座って、迎えに来ると言っていた先輩を待つ。





「失礼しまーす」





ドアが開く音がして、反射的にドアの方を見たけど一瞬で逸らしてしまった。





だって、来たのは先輩ではなく祐基だったから。





祐「やっほ、A!もう大丈夫?」





「こないで…」





祐「…うん、ごめん。Aの荷物、持ってきただけなんだ。」





「ありがとう、置いといて…」





置いといてと言ったのに何故かこっちに歩いてくる





「こないで!そこでいいから!床に置いといていいから!」





祐「…A、…あの時はほんとにごめん」





「…え」





祐「意識的にAのこと傷つけてたわけじゃないんだ。俺だってあんなことしたくなかったのに、体が言うこと聞いてくれなくて…」





「祐基…」





祐「謝って許される事じゃないって分かってる。でも、俺は自分すら見失うくらいAが好きだったんだ」





祐基が私を傷つけたくてやってたんじゃないっていうのは分かってた。





祐基が私をものすごく好きでいてくれたのも分かってたし





私だって、そんな祐基のことが大好きだった。





酷いことをした後も、「ごめんね」って泣きながら抱きしめてくれる祐基の温もりが大好きだった。





殴られる、蹴られる。
そういうのは愛情だと思って全然許せたんだ。





それが一瞬にしてひっくり返ったのは、あの日。









·









祐基が包丁を持ち出した日。


·


*☼*―――――*☼*―――――

カイカイはどうしようか、作者迷い中です笑
ユーキさんこわい!
Aさんの過去編突入するか、
それはまた後で入れるか。
迷ってます。

お気に入り登録120人超えました、
本当にありがとうございます!

これからも『グレーな王子様』を
よろしくお願いします!

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@Ryu_to_i ましゅまろ
もよろしくお願いします<(_ _)>

*☼*―――――*☼*―――――

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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!頑張りますありがとうございます! (2018年12月23日 10時) (レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!いつも、次の展開が気になります!それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます!更新大変かと思いますが頑張って下さい!楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2018年11月29日 17時

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