続々 ページ43
A｢ふふ……何の事か判らないなぁ｡あ､でもこれから散ってしまう薔薇も多いかもね……っ！｣
Aが微笑んだ瞬間､彼女の頬に銃弾が掠める
頬からは鮮血が垂れAは静かに銃弾を撃った人間の方へと顔を向けた
A｢あ〜あ､また頬に傷を付けてしまったじゃないか……帰ったら怒られるんだろうなぁ｡どうしてくれるの？｣
銃を撃ったのは一人のマフィアの構成員だった
中也が物凄い疾さで構成員の頭を鷲掴みにする
中也｢手前…Aさんに何してんだ？あ？｣
ゆっくりと頭を握っている力を込めると黒服は怯えながら抵抗する
A｢まぁ中也､落ち着け｣
Aが中也の隣へと移動し彼の肩に手を置く
中也｢でも…！｣
A｢私は大丈夫だから｡離してあげて｣
中也｢……判りました｣
中也が渋々と構成員から手を離す
A｢偉い｣
Aが中也の頭を撫でる
その隙に構成員は逃げ出そうとするがそれは叶わなかった
森｢何処に行こうというんだい？｣
構成員｢ひっ｣
森から溢れ出る殺気に足を竦ませ動けなかったからだ
彼だけでは無い
その場に居合わせた構成員達全員が固まって動けなくなってしまっている
A｢まぁまぁ森さんも落ち着いて｣
Aだけが軽く受け流している
そしてAは撃った構成員の前にしゃがみ込む
A｢君はマフィアの構成員では無いね｡組合の刺客？｣
黒服｢ち､違います！！！｣
Aが首を傾げると黒服は完全否定をする
怯えきったその瞳から嘘は感じられない
A｢ふむ､なら…｣
Aは頷き一輪の薔薇を掌に出現させる
薔薇は灰色だ
黒服｢ひっ！！｣
構成員は薔薇を見た瞬間､先程よりも身体を震わせ怯えた様子を見せた
A｢成程…被検体か｡薔薇に潜在的恐怖を抱いているんだね｡だから銃を撃ったんだ｡私を殺す為に｣
Aは薔薇を構成員の横に捨てる
そして立ち上がると云った
A｢良し､帰ろ｣
帰ると云ったAに慌てる様子を見せた森
森｢えっ！Aちゃん手当ては！？｣
A｢大丈夫大丈夫｡直ぐ治るから｡そうだ森さん､あとでエリスちゃんの服の請求書送っとくからね♡｣
森｢えっ！！？｣
森は更に慌てる
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです！ (2020年9月10日 23時) (
レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの？珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い！！......ストレス軽減ってどうやってるんだろ？((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか？ (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2019年5月7日 3時
