続々 ページ24
夕方＿＿＿探偵社へ戻ったAは国木田にこっぴどく怒られ頭には大きなたんこぶが出来ていた
時刻は六時半
珍しく社員達は殆ど退勤していた
社内に残っているのは国木田､太宰､A
頭を擦るAを横目に太宰は云った
太宰｢ねェ三人で呑み行こうよ｣
国木田｢断る｣
太宰｢え〜なんで〜｣
国木田｢お前と呑みに行くと必ず奢らされるからな｡それに今日の俺の予定は決まっている｡お前なんかに掛ける時間は無い｣
太宰｢良いじゃないか｡呑みに行くぐらいさぁ｡ねぇAさん｣
A｢偶には良いんじゃないかい？行こうよ｣
太宰｢ほら〜Aさんもそう云ってるよ｡行こうよ〜くーにーきーだーくーん｣
国木田｢.........チッ｡判った...但し日付けを跨ぐ前に帰るからな！｣
太宰･A｢やったぁ｣
太宰とAは微笑み合う
太宰｢お店どうする？｣
A｢いつもの所で｡一応､混んでる時間帯だから予約しとくね｣
太宰｢有難う｣
国木田｢おい､それって何処＿｣
A｢行けば判るよ〜っとまだ私の服湿っぽいから一度家に帰って着替えてからお店向かうね｣
そう云ってAは立ち上がった
太宰｢ん､判った｣
A｢うふふ...楽しみだなぁ｡『国木田君の奢り』で呑むお酒は...｣
太宰｢だねぇ｣
国木田｢は？｣
A｢じゃあまた後でね〜｣
太宰｢ばいば〜い｣
国木田｢ちょ､おい！待て！｣
国木田の停止を訊かずにAは探偵社を出た
雨はいつの間にか止んでいた
Aが探偵社を出た後､太宰と国木田はとある居酒屋へ向かっていた
太宰｢ふっふふ〜ん♪楽しみだなぁ〜｣
太宰が鼻歌を歌いながら歩いている姿を横目に国木田は睨みをきかせてた
国木田｢五月蝿いぞ｣
太宰｢偶には良いじゃない｣
国木田｢お前はいつも五月蝿い｣
太宰｢そんな事無いって｣
国木田｢そんな事有るわ唐変木！｣
太宰｢折角の誕生日なんだからもう少し優しくしても良いんじゃないかなぁ〜く･に･き･だ･くぅん｣
国木田｢黙れ気持ち悪い｣
太宰｢酷い！｣
そんな事を会話しながら太宰と国木田は店の暖簾を潜った
辺りを見回すが殆ど満席
心地好い騒音の中､店員に先導され太宰と国木田は奥の席へと向かった
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです！ (2020年9月10日 23時) (
レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの？珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い！！......ストレス軽減ってどうやってるんだろ？((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか？ (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2019年5月7日 3時
