続々 ページ13
森・紅葉side
Aが居なくなった首領室にて___
森は受け取った手紙を開封した
紅葉「なんて書いてあった」
依然として不機嫌な紅葉は森を横目にそう云うと森は一つ目の手紙を読み上げた
森『佐藤死歿せしむる時、森鴎外の異能、組織の秘匿公にならん』
紅葉「ふんっただの脅しじゃな」
森「はぁ...Aちゃんや太宰君といいあの子たちはやりかねないからなぁ。これは緊急幹部会を開くしか無いなぁ」
紅葉「鴎外殿、そんな脅し文句で幹部会を開くのかえ?厭待てよ...真逆Aの云っていた事ってこの事か.....チッ相変わらず忌々しい奴め」
森「何か云ったかい?」
紅葉「何でもない。それよりもう一つの手紙の内容は何じゃ」
森「もう一つは.....『鼠に注意しろ』だって」
紅葉「鼠...?うちに鼠なんて居ないぞ」
森「ま、こうして手紙での忠告ってことは今後何かがあるんだろうね」
紅葉「彼奴の忠告は当てにならぬ」
森「でもあの子の予言が外れた事は無い。厳重に警戒していかないとね」
森はそう云うと携帯で幹部達に一斉メールを送った
Aside
A「〜♪」
Aが鼻歌を歌いながら長い廊下を歩いている道中、走って行く黒服とすれ違った
A(却説...時間だ。これが終わったら治と呑みにでも行こうかなぁ)
それからAはぼんやりとした明るさがある地下を歩いていた
そしてある一つの監獄の前で足を止める
A「さぁて...治のいる監獄はここだね」
迷いなく階段を降りると途中で足を止めた
Aの二段下の階段にいる小柄な帽子を被った青年
彼は後ろにいるAに気付いていない
そして青年は内股のお嬢様口調で下にいる太宰に向けて告げたのだった___
?「二度目は無くってよ!!」
辺りを包んだのは静寂
?「無くって...よっ....て......笑う所だろおー!!!」
太宰「ふふっ...あはは!!!ちゅ...中也......う、後ろ向いてみて...!ははは!!!」
太宰は中也と呼ばれた青年の後ろを指差し腹を抱えて笑っている
中也「はァ?後ろ......って...っ!!!」
中也は云われた通り後ろを向くと固まった
A「やぁ中也...久しぶり。真逆、君があっち系になったとは知らなかったよ」
中也「...Aさん!ど、如何して...!」
ポートマフィア__幹部____中原中也______能力名「汚れつちまつた悲しみに」。
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花吹雪 - 更新頑張ってください! とっても面白いです! (2020年9月10日 23時) (レス) id: afa01603c5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» え…森さん心労(ストレス)溜まってるの?珍しい〜 (2019年10月19日 19時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» 酷い!!......ストレス軽減ってどうやってるんだろ?((ボソ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 歴史馬鹿さん» 帰ってもいいですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - Reiさん» では太宰君by森 (2019年8月17日 1時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rei | 作成日時:2019年5月7日 3時