【歌い手】歌い手トリップ物語。

11話　「そらるがパーティに加わった！」 ページ12

＜Aside＞

『えっと…そらるん、だよね？』


とりあえず、声をかけてみた。


そらる？「…」


あれ、黙ったまま？


『おーい』


もう一度声をかけても、返事をする気がないのか、そらるん(？)は黙ったまま。


岩から降りて、よくのぞき込んでみると、


そらる？「(-_-)zzz」


寝てた←


よくこんな状況で寝てられるね？！


ある意味尊敬するわー


とりあえず、まだこの人がそらるんって決定したわけでもないし、


起こして確認してみようかな？


ペシッとそらるん(？)の頭を叩いて、


『おーい、起きてー』


と声をかけた。


やってから思ったけど、これって全くの別人だったらめちゃくちゃ失礼なことしたな。


ま、いっか←


そらる？「ﾌｧｧｧ…ん…？誰…(´ぅω・｀)」


顔文字可愛いなおい(←メタい)


『Aだよー』


そらる？「あ、A？」


『うん』


あ、声的にもほぼ確実にそらるんだな。


これで間違ってたら、普通にハズい。


そらる？「おー…。で、ここどこ？」


『知らん。で、そらるん？』


そらる？「そうだけど。あれ、その鳥はどうした？」


マイペースに色々聞いてくるそらるん。


『なんか、ついさっきここで会ったんだよねー。ユメっていうんだよ！』


そらる「へえー。それで、今何してんの？」


『えーっと…ここら辺の探索、かな？』


そらる「ふーん。俺も一緒に行っていい？」


『あ、うん』


そらるんのマイペースさに負けて、思わずうなずいた。


いや、もともとうなずく予定だったけどさ。


っていうか、ここまで来て、今更感半端ないけど…




・




・




・
人に会えたああああああああぁぁぁぁあああ！！！！


しかも知り合いにいいいいいいぃぃぃぃいいい！！！！！


そらる「…Aうるさい」


『え、声出てた？』


そらる「バッチリ」


マジかあああ…


っていうか、ユメ全く喋って無くない？


そういう視線をユメに送ると、ユメはフイッと向こうを向いた。


え、反抗期？←


どうした？


まあ、いっか。


ユメの会いたい子は多分まだいないし、多分。


ついてきてくれるだろう←





❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪❃♪

作者の中でそらるさんは「マイペースで、普段やたらに眠そうにしていて、MIX技術があって、ゲームが好きで、ドＳな人」ってことになっているので、みなさまの思っているそらるさんと違うと思います。

この小説はキャラ崩壊はつきものなんです←

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