黒バス：“裏の顔”を、見られた私：黄瀬

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────放課後


んー……眠い


部活あるけど、どーしよ。


バスケしてる涼太見たことないしな………


でも、弓道したいし…………


んー…………………


ちゃっちゃと弓引いて、バスケ見に行くか！


───弓道場


あ「せんぱーい！来ました！」


先輩「あれ？Aちゃん？バスケ部には行かないの？」


あ「…………ぇ？」


先輩「もう、とぼけちゃって！黄瀬くんのバスケみたいでしょ？」


…………どうやら考えても無駄だったようだ


センパイには見透かされていた


あ「あはは…センパイ、お見通しですね」


先輩「で、みたいの？見たくないの？」


答えは決まってる


あ「見たいです。」


先輩「ふふふ…わかったゎ！許可してやる！ちゃんと、みてこいよー」


あ「ありがとうございます！」


先輩「青春だねぇ〜」


────体育館


ｶﾞﾁｬ


おぉ………


みんなバスケしてるよ……


…当たり前だが


笠「ん、Aじゃねぇか」


黄「あ！Aっちぃぃぃぃぃ！」


涼太が私に飛びついてきた


のを、幸にぃが阻止した


笠「おい……黄瀬ぇ、部活中だぞ。」


黄「わかってるっスよー」


口を尖らせる涼太


すると、バスケ部の女子マネージャー


きっと涼太目当てできたのだろう


女「ちょっとぉ、涼太くぅん。そんな女より私に飛びついてよぉ」


うわぁ………


おんなじ女の子ってことが恥ずかしいゎ


黄「は？何言ってんスか？Aはオレの女だから飛びついたンだし」


正確には飛びつこうとして阻止された


だけどね。


女「ちょ。それどういう意味ぃ？！」


やばい。少しイラついてきた


黄「だから、Aは……」


あ「私と涼太は付き合ってんの！！わかる？」


涼太の声をさえぎるほどの大声で私は叫んだ


女「なっなによ！うるさいわね！」


あ「ふんっ！いくらでもいってもいい、そんなことは。」


黄「………Aっち………？？」


涼太は目を見開いてしまってる


あ、思わず声をあげちゃった……

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