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山田サイド
｢ゲホゴホッ、ゴホッ、ヒュー、ケホッ、、｣
｢涼介！！｣
あーあ、なんでこんなに運が悪いんだろう。
どんどん呼吸がしづらくなっていく中、喘息を誘発させる小さな要因となるシチュエーションが、偶然にも重なってしまった不運を嘆く。
｢大丈夫、すぐ楽になるよー。マネージャー！！｣
メンバーの前ではいつもニコニコしてる薮ちゃんが、大声で叫ぶ。
｢マネージャーさん！！山田さんが！！｣
俺のせいで、迷惑かけてる。
｢涼介！？｣
｢山田、！｣
そう呼ばれた時、ストンとその場に座り込んだ俺を、薮ちゃんが支えてくれた。
｢ゲホッ、、ヒュッ、ゴホッゴホッ、、、｣
変な音の混ざった呼吸しか出来ない苦しさの余り、つい薮ちゃんの服を握ってしまう。
｢山田、頑張れ、｣
｢涼介、、、今吸入器準備してるからね。ここ寒いし、そこの椅子座ろう。歩ける？｣
｢ゲホッケホッ、、、ゴホッ、、ん”ん、、｣
薮ちゃんに体重を預けながら知念にも支えてもらって、椅子に座る。
｢はい、吸入器。｣
｢これ救急外来行った方がいいよね。車お願い。｣
会話を聞きながら、習慣に頼ってなんとか吸入器を握る。
｢涼介、もうちょっと上向こう。よし、息吐いてー、｣
知念の声が聞こえるのと同時に、横から伸びてきた手が、頭を支えてくれる。
｢ゴホッ、、ヒュー、、、ふぅ、、｣
｢はい、｣
なんとか息を吐いた直後、肩を抱くように支えてくれていた薮ちゃんが、俺の手を持ち、握りしめている吸入器を口元へ持ってきてくれて。
そのタイミングで、吸入器のボンベ部分を押して薬を吸い込んで口を閉じ、少し息を止めてから、ゆっくりと息を吐こうとする。
｢、、、ッケホ、、ゴホッ、、、｣
｢山田もう1回頑張ろう、息吐いてー、｣
言われるがままに、俺は2回目の吸入を終える。
｢、、ヒュー、ヒュッ、、、｣
｢頑張ったね、取り敢えず病院行こうね。光、｣
｢俺が車まで運ぶ。ごめんな、ちょっと苦しいけど我慢ね。薮、山田背中に乗せて。｣
｢おう、さんきゅ。｣
｢ロケ中断させてしまってすみません、今は涼介を病院で診てもらうことを優先させて下さい。｣
発作に疲れてぼーっとしている間に、ひかの背中に揺られ、俺は車へと運ばれた。
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あすみ(プロフ) - ゆでたまごさん» 急いで直させて頂きました…！メンバーを欠けさせるという最低な行為…(・・;)気づけて良かったです、指摘して下さってありがとうございました(T T) (2020年9月6日 0時) (
レス) id: d4de4d3e86 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あれ、2回送っちゃてました笑再びすいません← (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あ、あの、、ストレスの3ページ目、岡元さんの台詞の中に高木氏がいないんですけれど‥笑 (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/asumi_ry
作成日時：2020年2月15日 17時
