【名探偵コナン】人生の勝ち組と負け組って絶対釣り合わない！【安室透】

歳と若さは反比例 ページ17

「あ、蘭ちゃんたち！いらっしゃい」



「「「こんにちは！」」」




お出迎えしてくださったのは、昨日も見たウエイトレスさん。



今思えば、メニューに書き込みを加えたのはこの人なのかもしれない。




「それと…あぁ、昨日の」



「えっ、と…どうも…」




隣にあの人がいないとわたしはこうまでコミュ力が下がるのか。もうちょっと頑張ってほしいわたしのコミュ力。



でもなんでこの人、わたしのこと覚えてるんだ。そういうもの？




その疑問はすぐに解決することになる。




「梓さん、この人知ってるの？」



「ええ、昨日安室さんともう1人と話してたんだけど、そのとき安室さんがとっても笑ってたから」




あ、あのイケメンｯ…



普段はあんなに笑ってなかったのか。だからこんなに職場仲間さんの印象に残ってるんだよね？



それともあれか、ご愛嬌ってか。イケメンだからこれくらいいいでしょってか。




口角を若干ひくつかせていると、




「それって…！！」



「え、なに、え？」




カチューシャちゃんが瞳を輝かせ、勝手に空いている席にわたしを連行していく。




その後に申し訳ないけど気になるっていう顔と、なんか面白そうだからついていくみたいな顔が続いた。




ていうかなんでわたし引っ張られてんの。

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