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*__矢張り,お前は。 ページ21

生きていた,矢張り生きていた。花咲は,ッッ。




ヒメ「もぉ,勝手に死 のうとしないでくれるぅ?お前はもうヒメの モ♡ノ♡ だからぁ♡



キャラもぉ♡ヒメの モノ だもんねぇ♡?んん...♡だいすき♡」




強引に,負傷したキャラの腕へ抱きつき引き摺るかの様に連れ 此方へ近付いてくる。

私は咄嗟にメアを庇う様,前へ立ちはだかる。




ヒメ「んん?お前だれぇ?はにゃぁ?



...アァ,生きる価値無い一生独りぼっちな 醜い豚ちゃんだったぁ♡w




,,キャハッ」ニコッ





花咲の眼球は,氷柱の様に,冷たい矢の如く,私を刺した。異様に感じた。

,,確信的なモノはない。たが,何かが違う。




ヒメ「メアぁ?♡イイコだからこっちおいでぇ,ヒメが メアの不安定な精神を 平常 にしてあげるからねぇ♡


ほらっ,おいで♡」



『ッッ,メア..ッ?』




メアはボソボソと何かを呟きながらフラツイタ足取りで,花咲の元へ寄り添おうとする。

でも,




SDメア「フゥッ...ジガヲッ..ウシナウナ...ッッ..オレ..ハッ..


A..ヲッ..マモッ..」




彼の中には,まだ 心を侵されていない 彼 が存在している。戦っている。葛藤している。


まだ,間に合う。




『メア,メア,ッ,貴方を失わないで,


オモチャ に 何か ならないで,,』




私は背後から抱きつく。行かないでと,離れないで,と。



『メア...貴方は貴方よ..失わないで...行かないで...』



メア「ッッ....


A...A..ッ..オレ..ダッテ...イ キタク...ナイッ..アナタ..ヲ..ズット..



アイシテ...イタイ..ッ..」




私とメアは子供の様に,涙を流している。

大人なのに。





ヒメ「メアァ,ヒメの元へおいでェ。メェアァ。クフフッ」ニコッ

メア「ァッッ





ヤ''メ''ッッ...ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッ」ドクンッ




耳を劈く様な叫喚。




『メア,ッッ?





メア「サワルナッッ」ギリッ



ヴッッ』





強引に腕を振りほどかれ,肩を押される。衝動で 地へ倒れ込んでしまう。





『..メア,メア,ッッ』




メアは私に背を向け,花咲の 元へ 一歩。




SDメア「ハァ....ヨク鳴くブタ ダナ....アトデ コ ロソウ,イマハ....




オレの大事ナ イトオシイ 花咲サン の ソバヘ...♡」





『メア,ッッ,ダメッッ,行かないでッッ,』







私の声が,届く事は ナイ。








メア「花咲サン...アノ...ナンデスカ...//♡?」






アァ,オモチャ と なった。

*__体が,心が,追い付かない。→←*__そんな 貴方を 見て ,逃げる 私は 存在しない 。しないよ 。



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設定タグ:undertale , アンダーテール , AU   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:稲荷 | 作者ホームページ:http://251134  
作成日時:2022年10月16日 12時

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