＊＿＿貴方は 夜 は 好きかしら，私は好きよ，なぜかは分からない，でも スゴく，オチツク のよ ， ページ12
･･････
･･･
『，，』
私は閉じていた目を開ける，どうやら眠りについていたらしい，体を起き上がらせ，時計に目を向ける，
時計の針は 14時 を回っていた，
相当 眠りについていたのね，でも 私だけの夢の世界 へは行けなかった，脳に刻まれていないモノ，カナシイ，
ベットから出る，テーブルに目を向けると，文字が綴られた紙１枚，袋に入っている食品類，治療箱，が 眼球に映る，
私は紙に綴られた文字を読む，
･
Aさんへ，
よく眠れましたか？貴方に頼まれた掃除はキチンと追えました，食器類も洗っておきました，今日は本当にボクのせいでスミマセンでした，ボクは深く後悔しています，スミマセンでした，
眠っている貴方を起こすのも野暮なのでボクは帰りますね，横に置いている食品類は食べていいですからね，安心して下さい，貴方が好きな 甘い物 も 買っておきましたから，
また 近い内 会いに来ますね，好きですAさん，
ボクは絶対に貴方を裏切りはしない，貴方の味方ですからね，余り ボク以外 の 人は 信じてはいけませんよ，貴方の為に言っています，
本当に好きですAさん，
･
だから謝られる理由が分からないのよ，それに 私が信じているのは 観客 ，それ以下でも以上でもない，観客 を 私は シンジテル，それで終わるハナシ，
掃除の 事は ありがとう，とても助かったわ，
私 別に 甘い物 好きでは無いけれど胃に詰めさせてもらうわね，ありがとう，
私は 手慣れた流れ で 治療箱を漁り 治療を済ませた，
そしてリビングへ，
紙に綴られていた通り，リビングはキレイになっている，
ガラスの破片も無くなっているわ，良かった，これで安全ね，
････
･･
時計の針は，22時を回る，
いつぶりだっただろうか，こんなにも 自宅 で ゆっくり過ごせたのは，誰も私に関わらない私だけの静かな家，ダイスキよ，
普段なら眠りにつく，でも眠くない，当たり前よね，眠っていたんだから，
久しぶりに 夜の散歩 でも しようかしら，
身支度を済ませ 残酷な世界 へと 足を踏み出す，
『，，寒いわ，』
でも私は 夜の散歩 を気に入っている，理由は分からない，でもスキナノ，
昼に比べて静かな夜，だからかもね，
数十分ほど歩を進めていると，私の眼球にはホネが映る，
真っ暗な夜に佇む，
？「，，ｯｯ！」
真っ黒な ホネ ，
＊＿＿そろそろ 声量の調整 という 学問 で 勉強会 を 開こうかしら ，参加者 は 大募集 よ ，→←＊＿＿謝る前 に 謝る理由 を 教えて ，謝られる側 は コマル に 決まっているでしょう，
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作者名：稲荷
| 作者ホームページ：http://251134
作成日時：2022年8月15日 14時
