人格者の柱は皆から 2

39話 不可抗力 ページ36

………………？




あれ？私落ちたはずじゃ？？




渚「何きょとんとしてるんですか…俺が受け止めなかったら確実に落ちてましたよ」





そう言われ我に戻る




そして確認すると





「は、？！なんで姫抱きしてるの？！」





私は渚くんに姫抱きされていた




「えっ、ちょっ、降ろせ、降ろせ！」





「降ろしますから暴れないでください……！」




渚くんの腕から降ろしてもらう




ここで気づく





あれ……？



これってまさか……？





「私捕まったことになりますかね()」





まだ鬼ごっこの制限時間は残ってたはず




それで私に触れた






不「そうなるんじゃねェかァ？」




胡「これは大人しく諦めるしかなさそうですね」





冨「………そういうこともある」





時「潔く認めたら？」






……………あ、はい()




でもさ、でもさ？





「不可抗力なんですけどぉぉぉぉ！！！！(大声)」




「私！落ちただけ！！！別に捕まってないと思う！！！！」





精一杯の抗議をする




伊「なら、あのまま死にたかったのか？」




甘「渚くんが助けてくれなきゃ真っ逆さまに落ちてたわ！」




煉「よもや！そこの少年がAを助けたのだ！」




宇「派手に観念しろって」




悲「嗚呼…捕まるとはなんと哀れな……南無南無南無……」





あ、はいなるほど((





私の味方はいないのね((




渚「まぁ…そういうことです」




杏「捕まえたので…継子にしてくれますよね……？」




うん、もう私は折れた(





もういいや！！ちくしょう！！





どうにでもなれ！



継子でもなんでもどんとこいや！！！(ヤケ)





「私の負けでいいです……継子にしますよ………」





その言葉に二人は目を輝かせた

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