検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:35,917 hit

疑惑 ページ33

ドンガラガッシャーン!!!!…と図書館の外で音がしたのはその瞬間だった。

セ「……なんの音だ…?」

セブルスとAは音の正体を確かめるべく、図書館の外へ出た。

?「あ、あぁ…」

するとそこには薬草の瓶を落として割ってしまったであろうスラグホーン先生がいた

セ「スラグホーン先生…?」

ス「あっ、ああっ、き、君たちか。こっ、こんな時間まで勉強かね?」

A「えっと…まぁ勉強みたいなものです。」

Aが答える。しかしセブルスはスラグホーン先生の様子に違和感を感じたらしく、眉に皺を寄せてこういった。

セ「スラグホーン先生はこんな所で何を?」

ス「あぁ。新薬の研究でもしようかと思ってな。それよりもう就寝時間を過ぎている。早く寮へ帰りなさい」

そう言ってスラグホーン先生は割れた薬草の瓶を直して持ち直すと、そそくさと帰っていった。

A「もう就寝時間過ぎてたんだね…減点されなくてよかった……というか、スラグホーン先生は地下に薬草庫があるのになんでわざわざ温室から薬草を持っていってたんだろう」

セ「扉が開けれなかったんだろう。僕が特殊な魔法をかけているからな」

A「そんな事してたんだ」

Aは納得したように頷く。しかしセブルスは納得していないようで何かを考えている様子だった。

セ(あのスラグホーンの喋り方…まるで焦っているような…それにあの材料……)

A「おーい」

セ(少し調べてみる必要があるか…)

A「セブ〜〜」

セ「すまないA。少し調べる事ができたから寮に帰る。」

A「えっ?い、いいけど…」

セ「そうか。じゃあまた明日。」

A「う、うん。また明日ね〜〜」

そういってセブルスはダッシュで帰っていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

A「セブ…」


さっきの、言葉の先は、


A「期待していいの……?」



Aは誰もいなくなった廊下で呟いた。

当日→←心配



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年4月10日 0時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» なんだかんだいって作者は手を繋ぐことなどのシンプルな愛情表現が1番好きです(*´∀`*) (2017年1月23日 18時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 手ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! (2017年1月19日 8時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)
ルー(プロフ) - MIZUKIさん» セブルスの嫉妬…本当に尊いです(´;ω;`) (2017年1月19日 2時) (レス) id: c3d4ca8433 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - セブルス…嫉妬か!嫉妬だな!俺が嫉妬したいぜ! (2017年1月17日 13時) (レス) id: 92a53b009f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルー | 作成日時:2017年1月3日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。