転生四 ページ6
『〜〜〜〜!!!!!』
僕は声を出そうとするが口を塞がれて出ない。そして、辺りは真っ暗な倉庫みたいなところ。
『(何で…こんなことに…)』
始まりは…1日前…お兄ちゃんと光との公園…。
1日前
｢Aー！サッカーやろう！｣
そう言って、お兄ちゃんは僕を誘う。
『うん！』
｢光もやるか？｣
そう言って、お兄ちゃんは光に聞く。
｢やらない！俺は砂で遊んでくる！｣
そう言って、光は砂場に行く。
｢そうか！それじゃあ、A！やろう！｣
『そうだね！』
僕とお兄ちゃんはサッカーをして遊ぶ。
暫く遊んでいると…
｢離せ！｣
急に光の声が聞こえる。
『っ！この声って！』
｢光だ！｣
僕とお兄ちゃんは急いで光が遊んでいる砂場へ行く。するとそこには…
｢グッ！離せって！｣
｢大人しく着いてこい！｣
光をさらおうとする黒服の男。
『光！』
僕は光の名前を叫び、その黒服の人に体当たりする。
｢ぐぁっ！｣
『光！大丈夫?!』
僕は光の所でしゃがむ。
｢姉ちゃん…｣
そう言って、光は僕にしがみつく。そして…
｢うわぁぁぁん！怖かったよぉぉ！｣
『もう大丈夫だからね』
僕は光の背中をさすりながら言う。すると…
｢此奴！｣
『きゃぁ?!』
僕は急な浮遊感に悲鳴をあげる。そして直ぐに理解する。僕は今、男の人に捕まってる。
｢姉ちゃん！｣
｢A！｣
『くっ！離しなさい！』
僕は男の腕の中でもがく。
｢もう、お前でもいい！｣
『むぐ！』
そう言って、男は僕の口を布で覆う。そして、公園から逃げる。
｢姉ちゃん!!!!!｣
｢Aーーー！｣
お兄ちゃん達が僕のことを呼ぶが…
『ん…』
布に薬品を仕込ませてたせいで僕は気絶する。
『(それで…気が付いたらここにいたんだ…)』
すると…
バン！
倉庫のドアが開く。そして…
｢君！大丈夫か?!｣
誰かが僕の所へやってきて、僕の口を塞いでたガムテープを剥す。
『は…い…』
その人は僕の体を縛ってた紐を解き、僕を外へと連れ出す。
『(ごめんね…お兄ちゃん…光…もう…会えないかも…)』
僕はそう言って夢に落ちた。
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スイジュ(プロフ) - マスラさん» 他作品も見て頂いてありがとうございます！最近は色々忙しくて月一投稿ですね……。オッドアイ少女シリーズ……更新頑張ります！ (2019年12月5日 23時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 充お兄ちゃんだ（*'‐'*)♪他の作品も見させてもらってます。ドはまりしてます！面白いです！あと図々しいのですが、 オッドアイ少女と神話 も更新して欲しいです。お忙しいとは思いますが、お願いします。m(__)m これからも頑張ってください！応援してます(*^_^*) (2019年12月4日 23時) (レス) id: 3af68dba77 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 一星光さん» ありがとうございます！光に応援されるなんて夢のよう（笑） (2019年10月9日 23時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
一星光 - 頑張ってください！ (2019年10月9日 19時) (レス) id: a0d43241a4 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ナギデビルさん» ありがとうございます!! (2019年5月19日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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