第344話 客人 ページ9
A「僕に客人って…誰だよ…」
趙金雲に叩き起された。客人が待ってるらしい。客人に殺気湧く…。気だるげに僕はジャージに着替えてみんなの居るグラウンドへ向かった。
.
A「来たよーって…は…?」
みんなの居るグラウンドに着くと褐色肌で銀髪の知っている顔の人がいる。でも…服装が黒ライダージャケットと…隣にバイク…。
A「えっと……か…影オロチ……?」
疑問形になる。
影オロチ「そうだ」
A「な…なんでここに…?」
「影オロチだけじゃないよー!」
A「ぎゃ!」
女の子らしかぬ声を出す。
A「こ…このテンションは…ヒカリオロチ…か…?」
ヒカリ「そーだよー!」
そう言いながら僕に頬擦りする。しかもヒカリオロチの服が…白のライダージャケット…。
円堂「く…黒姫…大丈夫か…?」
A「影オロチ…この輝き野郎を退かして…」
影オロチ「承知した」
そう言って影オロチはヒカリオロチを退かす。
A「ふぅ…ありがとう」
影オロチ「主の為だ。これくらい、どうってことない」
つくし「ねぇねぇ!この二人ってAちゃんとどんな関係なんですか?」
A「え?影オロチとヒカリオロチ?」
つくし「はい!」
A「この二人は((ヒカリ「Aの彼氏だよ!」違う!」
つくし「そうなんですか!」
ヒカリ「そうだ((A「ふん!」ぐえっ!」
肯定しようとするヒカリオロチに僕は回し蹴りをする。
A「デマを流すな!馬鹿」
影オロチ「それより主」
A「どうしたの?」
影オロチ「近頃、空亡が活発になっております」
A「え…もしかして報告するために来たの?」
影オロチ「はい」
それじゃあ…
A「ナツメの護衛は!」
一人なの!
影オロチ「現在、酒呑童子と洞潔がやっています。その合間に私は来ました」
A「そ…そう…」
良かった…。
A「そういえばその格好…」
影オロチ「ヒカリオロチがオロチに乗せられて着替えさせられた…」
A「あー…」
影オロチ「ですが、この姿の方がナツメの護衛がしやすいです」
A「そうだね。あいつらに護衛を見せつけるのは好都合。それに、お前は妖怪。お前達には勝てないな」
ニヤリと僕は口角を吊り上げる。
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スイジュ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!出来るだけ早く更新できるよう、頑張ります! (2019年9月18日 13時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年9月17日 22時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - こちらも嬉しいです! (2019年9月2日 21時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 悠舞(ユウマイ)さん» ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2019年8月26日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - この作品好きなので更新されるたびに見に来ています!とても良い作品です! (2019年8月26日 0時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
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