第360話 魅惑のバニートラップ ページ25
ナツメ「ねぇ、お姉ちゃん。なんでお姉ちゃんの家に韓国代表とオーストラリア代表が居るの?」
あー…その話題に触れたか…。
アキノリ「そうそう!俺も気になった!」
トウマ「なんであの人達だけAの家にいたの?」
アヤメ「拓也くんも合意してるみたいだし…」
拓也「そろそろ理由教えてくれよ。彼奴らに聞いても答えてくれねぇからよォ…」
A「まぁ…そろそろ行った方がいいよな…」
そう言って僕は一息ついてから話し出す。
A「実は…」
僕はオリオンの使徒のこと、僕達がその使徒達と戦ってることを教えた。
ナツメ「そんなことが…」
A「それにどうやら紫紅家と言う家系もそのオリオンに加わってるみたい」
アキノリ「紫紅家だと?!」
ケースケ「え?アキノリ、何か知ってるの?」
アキノリ「あぁ。オババかは聞いた話なんだが…紫紅家は俺たちとおなじ妖術の家系。だけど少し向こうは可笑しいんだよ」
トウマ「可笑しい…?」
アキノリ「紫紅家は鬼族の生まれ変わりとか言われてるんだよ」
アヤメ「鬼族…」
A「それに、紫紅家は鬼族の姫を探している」
ナツメ「………」
拓也「なるほどな。前に感じた妖怪じゃない視線はあいつらなんだな」
A「そうだね」
トウマ「でも、なんで鬼族の姫を?」
アキノリ「噂なんだけど……妖怪の世界を支配するためらしい…」
A「僕とナツメを手駒にしてね」
アヤメ「…酷い……。Aちゃんとナツメちゃんは物じゃないのに!」
A「落ち着いて、アヤメちゃん」
アヤメ「Aちゃん……」
アキノリ「だけど…なんでバレたんだ?あの酒呑童子ですら分からなかったのに…」
A「…多分…ナツメが一瞬覚醒した時…バレたんだと思う」
拓也「確かに…あの時は完全に朱夏だったもんな」
A「だからね。安心して。酒呑童子にも警戒を強めるよう言ってある。それに影オロチに護衛をお願いしてる」
ナツメ「それじゃあお姉ちゃんは…どうなるの…?」
A「大丈夫!僕は妖術が使えるからね!それに体術も。今のところは大丈夫!」
拓也「…………」
アキノリ「相変わらず頼もしい…」
A「それで、今回は何をやってるの?」
アヤメ「実はね、これからバニートラップのいるかもしれないお店に行くの!」
A「なるほど。あ、僕も行くよ」
アキノリ「久々の探偵団勢揃いだな!」
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スイジュ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!出来るだけ早く更新できるよう、頑張ります! (2019年9月18日 13時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年9月17日 22時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - こちらも嬉しいです! (2019年9月2日 21時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 悠舞(ユウマイ)さん» ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2019年8月26日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - この作品好きなので更新されるたびに見に来ています!とても良い作品です! (2019年8月26日 0時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
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