21 ページ21
A「こんにちは、沖田さん。」
電話で約束した通り屯所に来て沖田さんにご飯を作ろうと思った。
沖田「おー、待ってやしたぜェ。」
台所を借りて料理を作っていると物凄い視線。
A「あ、あの…。私の顔に何かついてますか?」
沖田「いや?なんもついてねぇよ?」
A「でもさっきから凄く見られてるような…。」
沖田「いや、お前って可愛いなと思って。」
A「え!?な!!!何ですか急に!!!」
真顔で突拍子もないことを言われて動揺する。
沖田「別に、思った事を言っただけでさァ。」
A「思った事って…。」
近藤「お!Aさん。こんにちは。」
A「こ、近藤さん…。こんにちは…。」
土方「ん?お前顔赤くねぇか?風邪でも引いたか?」
ーガタンッ!!!ー
土方さんの言葉を聞いて勢い良く立ち上がり私の目の前まで来る。
沖田「大丈夫か?夜になると寒いんだからちゃんと厚着しなきゃいけねぇだろ。」
私のおでこに触れ、体温を計っている。
沖田「んー。熱はねぇか…。どうしたんでェ。」
A「え、こ、これは…あの…。」
近藤「更に赤くなってるぞ!?大丈夫か!!!」
土方「なるほどなー。心配いらねぇよ、総悟、近藤さん。Aさんだっけ?苦労するだろ。無自覚な奴って。」
A「ご理解頂き感謝します。」
沖田「おい、何のことでェ。」
A「お、沖田さんが…急に可愛いとか…私の心配してくれたりとか…。恥ずかしくて…。」
沖田「あ…。」
A「慣れてないんです…。こういうの…。」
沖田「慣れる必要なんてねぇよ。どんな反応してもAは可愛い。お前が少しでも体調が悪かったら俺が真っ先に気付きてぇ。そういうこった。」
A「沖田さん…。」
沖田「でも、気を付けるな。度を越してる時もあるかもしれねぇ。」
A「ありがとうございます。」
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
midorikinugawa3(プロフ) - めっちゃよかったよぉ!泣いたよぉ!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)猛烈感動 (12月16日 14時) (レス) @page38 id: 43e85c9a7a (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - るるさん» こちらこそ返信ありがとうございます! ぜひ楽しみにしてます! 更新されたその時は絶対に見に行かせていただきますね!! (2022年1月18日 18時) (レス) id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - r__さん» 遅くなりすみません!ありがとうございます!挑戦してみます! (2022年1月18日 0時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
r__(プロフ) - 更新楽しみにしてました!!いよいよ沖田さんと結ばれて幸せな気持ちですっ ところでこのお話現在完結の状態になってますが、こちらの作品はもう更新されないのでしょうか、、? 私自身はまだまだ続きが見たいので、ぜひ更新お待ちしております!想いが届きますようにっ (2022年1月13日 19時) (レス) @page29 id: 97855342f2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - namiさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年12月28日 9時) (レス) id: 8b455a6d7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るる | 作成日時:2021年12月27日 0時