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DH「それに俺見たんだよ！…ウニョクとも、あの舞踏室で踊っていたでしょう？」
「あ…見てたの？」
DH「今度城でダンスパーティーがあるから…練習しようと思ったんだ…そしたら……」
「声をかけてくれればよかったのに」
DH「か、かけられるわけないだろ//！兄弟が君を抱き寄せてるところなんて…」
「あ…//」
DH「…本当は、俺が誰よりも先に君とダンスを踊りたかったのに…ウニョクに先を越されたよ」
「えっと…あの……ごめん？」
DH「それもそれで傷つく…」
すっかり拗ねてしまったようなドンへ
他の王子たちが「ドンへは甘えん坊だから」と言っていたけれど
いつも私の前ではスマートで、女の子にも慣れているような感じがしていたのに…
こんな子どもっぽいところもあるなんて知らなかったな
DH「だから…だから、この綺麗な満月の夜に…俺もAちゃんに特別なものを見せたかったんだ」
「…ドンへ」
DH「ここに誰かを連れてきたのは…初めてなんだよ」
「そうなの？」
DH「それと…誰かのために詩を作ったのも初めてだよ……」
「聞いてもいいの？」と言うと、彼は照れたように頷いて
詩を読んでくれた
やっぱりドンへらしいロマンチックな言葉にうっとりする
時折見せる彼の照れた笑みが愛らしくて、なんだか胸の奥がそわそわした
DH「…ここまで」
「…ドンへ、とても素敵だった」
DH「ほ、本当？鳥肌たってない？」
「大丈夫(笑) …こんな風に詩を読んでもらうのは、私も初めて…すごく嬉しい」
DH「そっか…うん、よかった……」
「…ふふ」
DH「え？」
「ドンへって、もっと女の子に慣れてるのかと思ってたから…そんなところがちょっと意外だったの(笑)」
DH「え；や…その…俺もこんな風なのは初めてなんだよ…」
「うん？」
DH「…本当に好きな子の前だと、こんなになるなんて、知らなかったんだ…」
「え…」
DH「…Aちゃん、この国の青いバラの言い伝えはもう一つあって…」
ドンへの温かい手が、そっと私の頬に触れる
「ドンへ…？」
DH「満月の下、青いバラの見ているその場所で口付けを交わせば…それは永遠の愛となるって言われてるんだ」
どんどん近づくドンへの深い海のような瞳
さっきから私の鼓動が大きく響いて落ち着かない
私、このまま…
「はーい、そこまで」
DH「うわ！！誰だよ！！」
目の前のドンへの顔にばさっと被さった…青い、バラ
その先を見上げると、
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ルル(プロフ) - みきさん» すっごい、長編にしたくて困ってます(笑)いろいろと他のお話も終わってないので（泣） (2018年11月19日 0時) (
レス) id: e1a79c0ead (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 贅沢です〜！この話長編になりませんか？でもドンヘとチャンミンどっちも選べないよ〜本当に贅沢。(笑) (2018年11月18日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - ななさん» 温かいコメント、ありがとうございますT T そう言って頂けることに感謝感謝ばっかりですT T また少しでも楽しんでいただけるよう、ゆっくりペースではありますが頑張ります！！ (2017年3月19日 23時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 久々のルルさんワールドに癒やされます!!毎日いろいろあって、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。ゆっくり無理なく復帰してくださいね♪ルルさんのお話大好きなので、気長に待ってます！ (2017年3月18日 3時) (レス) id: 13344c0cfe (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます！そうですね〜なかなか難しいものですが(>_<)ゆっくり待つしか、、ですね(*T^T) (2016年10月30日 23時) (レス) id: c066e3dba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2016年10月20日 0時
