初めて*luz ページ28
るす「ねえ、本当にいいの?」
『いいの、るすがいいの』
るすは私をそっと押し倒し、一枚一枚服を脱がしていく。
だんだん露わになっていく私の体。
恥ずかしくて、しょうがない。
部屋に響いているのは、二人の息遣いだけ。
それがまた私を恥ずかしくさせる。
るす「すごく、緊張してる」
一つ一つの言葉を丁寧に紡ぎだすように、るすは言った。
『今までにいろんな女の子とやったことあるくせに』
なんて、可愛くないことを言ってしまう。
言ってしまって、後悔した。
自分の嫌なところ。
るす「うん、やったことあるよ」
ほら、傷ついた。
傷つくって分かってたのに、
るす「でもね、こんなにどきどきするには初めて」
そう言って、るすは優しく私の唇を塞いだ。
『んっ…』
るすは熱い舌をわたしの舌と絡ませようとしてくる。
『…ん、あっ』
私の顔は赤くなる。
そして、どんどんあつくなっている。
るすの唇は、私の唇から離れたかと思うと下へ滑り落ちていく。
『やっ…んん』
私の声だけが部屋に響く。
唇が身体から離れた。
るす「いれるよ?」
るすの問いに私は声も出さず、頷いた。
『……っや…んっ』
るすは、痛くない?と私を心配してくれながら、優しく、優しく抱いてくれた。
そして、ずっと私の手を握り締めてくれた。
ずっとずっと胸がどきどきしていて、
でも、るすを感じていたくて、
何よりも嬉しかった。
『愛してる』
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闇月黒夜(3DSvar.) - 続編待ってます((*´∀`*)) (2016年8月11日 20時) (レス) id: 2b4684f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» 待っていてください! (2016年8月10日 20時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - 続編、作って下さるまで信じていつまでも待ってます! (2016年8月10日 17時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - れれさん» いえいえ!誤字はどの作者さまにもありますから、! (2016年8月9日 9時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» ありがとうございますっ!誤字が多くて困りますね。気をつけます (2016年8月8日 23時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れれ | 作成日時:2015年12月24日 15時