【第2回】王様だぁれ？【わえわえだ腐】

6回目:僕の物は俺のもの ○ ページ6

『王様だーれだ』

kn「俺だと言っていくぅ！！」

今回はコネシマ王のターン。
大声で宣言した為ショッピにうるさいと言われていたのは見なかった事にしよう。

sn「命令は〜？」

しんぺい神が命令を催促する。
せやなぁと呟き考え込むコネシマ王。

kn「じゃあ、2と7でキスやな！！」
ni/zm「は？」

命令を下した王様にその一言が突き刺さる。
言った本人達は少し青ざめた顔をしており、周りは餌食になったんだなと察する事が出来たでしょう。
そしてその後。
餌食それぞれの恋人が反応を起こす。

sn「兄さん！？ちょっ、えぇ…！？」
rb「あれま、ゾムかぁ…。」

片方は餌食よりも焦っており、片方は当たったものは仕方ないと諦めている。

ni「因みに聞くんだけどさ。」
kn「おうなんや？」
ni「…Mouth to mouth？」
kn「勿論！！」
syp「あんたは鬼か。」

王様の彼女もそういうだけで説得しようとはしていない。
兄さんとゾムは最後の希望(ショッピ)を失いはあとため息を吐く。
そして早めに済ましてしまおうと心を決めた。

zm「やるしかないなぁ…。」
ni「なぁんでこんな命令にしたんやこいつ…。」

王様に文句を垂れながら移動し向かい合う2人。
生憎彼氏サイドと彼女サイドという立ち位置な為、主導権を握るのは彼氏サイドであるゾム。
両者共に目を瞑って、ゾムが顔を近づける。

ni「んっ。」

唇が触れ、離れる。
一連の行為を終えた餌食ははぁと再度ため息を吐いた。
だが、やっと終わった、と慢心していられるのも時間の問題。
…特に兄さんにとっては。

sn「…兄さん。」
ni「ん？なに、っんぅ！？」
cn「おーあついっすねー」

しんぺい神の呼び掛けに振り返った兄さんはしっかりホールドされていて、舌を入れられていた。
それが5秒ほど続くと兄さんは息が出来なくなったのかしんぺい神の胸板を力のない手で叩く。
意外に素直に離れたしんぺい神の表情は…。

sn「俺の兄さんやからな。」
ni「そういう事をこういうとこで言うな！！というか誰も取らんやろ！！」

兄さんは顔を真っ赤にして怒っていた。

因みにゾムとロボロは…。

rb「なぁゾム？」
zm「ん？」
rb「えっと…ん。」
zm「！？」
rb「…ちょっとだけ、嫉妬した。」

ロボロからキスをしてゾムの腕の中に収まっていた。
この温度差は一体…？



1週間ほど空いてしまって申し訳ありません…。
少し色々ありまして、やむを得なく休ませて頂きました…。
○Mさん、リクエストありがとうございました！！

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