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後の親友になる者 ページ4
毛利軍との戦いらしい。
敵大将は毛利元就、冷酷として名高い智将だ。
半「此処をこうして…。」
半兵衛様と秀吉様は、作戦を練っている。
『楽しみ〜♪』
毛利元就ってどんな人だろう。冷たいのかな。
半「行くよ、元親。」
『はい。』
戦場に立った。
やっぱりちょっと怖いな。
『元親。生きる為、人の命を奪う。』
敵陣のど真ん中に突っ込んだ。
どんどん敵が倒れ、屍の山が出来る。
「か、勝ち目がねぇ…。」
「逃げるぞぉー！」
敵が撤退する。そんな中、独りの武将が此方へ来た。
？「貴様。名をなんと言う…？」
緑の甲冑を身にまとい、小柄な彼はそう言った。
この人が生涯の友になるなんて。
その時は思いもしなかった。
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作者名：炭 | 作成日時：2016年12月31日 17時
