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やられた ページ33



スマホが無くなったので、探していたところ川上先輩が兄貴に渡したと聞いたので兄貴を探していた。

兄貴は純の部屋にいて、私の携帯を勝手に介さん達といじっていたようだった。


「あー!!私の携帯!!」


介さんから取り返すと、インコに電話されていた。


「うわっ、インコに電話されてるし…」

『うわって何!?うわって!』


インコが向こうで何か言ってることを全て無視して私は通話を切る。

キッと介さん達を睨めつけると、ニヤニヤ(兄貴を除く)としていて私は皺をよせる。


「何?ボーイフレンド?彼氏?」

「彼氏の一人や二人いたなら教えろよ!ってか、お前にボーイフレンドがいたこと自体驚きだな」


ダメだ。この二人完全に私で遊ぼうとしてるよ…。取り敢えず、純は蹴る。


「痛っ!!何すんだよ!!」

「兄貴帰ろ」

「無視かよ!!」


兄貴の手を引いて帰ろうとすると介さんがニヤニヤしながら「で、どうなの?彼氏?」と聞いてきた。


「彼氏じゃありません!!」


兄貴を先に追い出し私が扉を閉める。それもおもいっきり。その為、バン!と大きな音がした。

近所迷惑?そんなの知らんね。全ては煽ってきた介さん達に非があります。私は悪くない!


「…本当に彼氏じゃないんだな?」

「だから違うってば!!」


インコが彼氏とか本当にあり得ない!

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作者名:フ瑠ラン | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月2日 20時

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