追求 ページ13
カネキたちのアジトから逃げるようにしてAを連れ帰った。
一方でAは放心状態…
月山『参ったな…』
月山「A、苦くないコーヒーを淹れるからちょっと落ち着くんだ。」
そういった時、ようやくAが口を開いた。
A「お兄ちゃんは、ボクのこと嫌い?ボクは悪い子?」
急すぎる質問だった。
月山「もちろん…嫌いなんかじゃないし、キミが悪いとは思わない。ただ、キミは他の人とどこか少し違う。そう感じるだけだよ。」
Aの前で屈み、同じ目線で話をする。
A「ウソだ!じゃあなんでママはボクを見てくれなかったんだ!ボクが悪い子だったから…ボクのことが嫌いだったからでしょ!?お兄ちゃんだって、ボクを置いていなくなっちゃうんだ!」
月山「A…落ち着きたまえ!誰もそんなこと…」
A「黙れ!!」
赫眼を露わにし、赫子をちらつかせるAはもはや話ができる状態ではなかった。
A「お兄ちゃんなんか…嫌いだ!!」
気付いた時にはAの赫子が眼の前まで迫っていた。
自分の身体能力でかわすことは可能だった。
しかし、敢えて自分は避けない。
月山「がはっ……」
A「あ……れ…?」
ようやく我に帰ったのか、呆然と立ちすくみこちらを見ている。
A「あぁ……わた…し…」
月山「何も言わなくていいし、泣かなくていい。レディーの泣き顔は見たくないからね。」
頰に手を添え、戯けてみせる。
A「ごめ……ゴメンなさい!わたし…つい……お願いだから、わたしのこと嫌いにならないで……」
月山「もちろんさ。キミに殺られるほどヤワじゃないしね…でも、傷を癒すには食事をしなくては。Dinnerにしよう。」
そうしてちょっとした事件は幕を下ろしたのだった。
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【お詫び】
更新少し遅れてゴメンなさい!
できる限り毎日更新していたのですが少しペースが落ちるかもしれません(・_・;
でも、頑張って続けます〜!
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アリア - これからも頑張って下さい(*≧∀≦*) (2015年1月23日 19時) (レス) id: 74373d0b5c (このIDを非表示/違反報告)
かみすけ@かちゃみん(プロフ) - といはさん» 楽しみにしてます!www (2015年1月19日 22時) (レス) id: c70950392e (このIDを非表示/違反報告)
といは(プロフ) - かみすけ@かちゃみんさん» コメントありがとうございます(*^_^*)しばらく主人公に振り回される月山さんをご覧くださいw (2015年1月19日 18時) (レス) id: 3c9410c7cb (このIDを非表示/違反報告)
かみすけ@かちゃみん(プロフ) - 月山さんの奮闘ぶりが面白いです!!!wこれからも頑張ってください! (2015年1月19日 17時) (レス) id: 25b27bb6fd (このIDを非表示/違反報告)
夜途(プロフ) - といはさん» 久しぶり!!ネタはー…しょうがないよねwまぁゆっくり更新しておけばいいんじゃない?(笑) (2014年12月19日 22時) (レス) id: b49e07e92f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:といは | 作成日時:2014年11月12日 23時