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彩side ページ3

翌日、私はあることを思い出した。
『kzの皆に秀明辞めることとか、
集合に参加しにくくなる事言わなきゃ...。』
アイドルユニットでデビューする事は
もちろん内緒だけど、
この2つぐらいは教えとかないと。
今日の午前中に集合かけてもらおうかな。
ママ「アーヤ、小塚君から電話よ。」
お、丁度いいタイミング!
小塚「アーヤ?今日11時に若武の家集合だって。」
事件かな?
『分かった!何か事件?』
小塚「ううん。違うみたいだよ。」
なんだぁ...。
『そっか、ありがとう。また後でね。』


ピンポーン
島崎「いらっしゃいませ。皆さんお揃いですよ。」
やっぱり最後かー...。
若武「アーヤ、遅いぞ!」
う、ごめん...。
上杉「で、今日の用件は?」
若武が咳払いをした。
若武「諸君、聞いてくれ。
明日、皆で俺の学校の学校祭に来ないか?」
へ?
若武「実は、俺のクラスは劇発表なんだが、
なんと、劇の主役が俺なんだ!」
若武はどうだ!と言わんばかりに胸を張っている。
翼「若武が主役?w面白そうだね。」
黒木「興味はそそられるよね。」
上杉「まあな。」
皆が次々と賛成の意思を示す。
若武「じゃあ、明日h『ごめん、
明日は用事があるんだ。』え...。なんだよ。」
『えっと...。それは、。と、とにかく
明日は用事があるの。ごめんね、
見に行けなくて。』
そう言うと若武はあからさまに
ガッカリした様子で
若武「ちぇ。」
と言った。
私はついにあの話をすると決めた。
『あ、あのね。ちょっといいかな?』
翼「なぁに?アーヤ。」
小塚「どうしたの?」
『えっとね、私、秀明辞めるんだ。』
若武「えっ!なんでだ!?」
『家の都合でね、。』
若武「えぇ...。なんでだよ。」
黒木「こら、アーヤの家にも色々あるだろ。」
若武「でも、カフェテリアには来いよ。
集合できなくなるだろ?」
『あ、うん。それなんだけど...。』
チラッと時計に視線を流す。
あっ!もう12時だ!
ママが12時には帰って来てって
言ってたの忘れてた!早く帰らなきゃ。
『ごめん、用事思い出したから帰るね!』
全速力で自転車を漕いで家に帰った。

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作者名:Nagisa★ | 作成日時:2018年9月25日 22時

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