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彩side ページ4

ママ「アーヤ、遅かったわね。
出かけるから用意してくれる?」
え、どこに?
『わかった。』
ママは車を走らせると
高級そうなお店の前で止まった。
『ここで何買うの?』
そう言うとママが呆れた顔をして
ママ「今日の打ち合わせに着ていく服を買うのよ。」
えぇ?こんな高級そうなところで?


服を買い終わると事務所まで送って貰った。
中に入るといきなり誰かが抱きついてきた。
A「彩ー!久しぶりっ」
Aかぁ...。びっくりした。
真琴「久しぶりだね。」
葉月「おひさー!」
皆、元気そう!
久しぶりの再会にワイワイやっていると
奥から支配人の中村さんが出てきた。
中村「今日集まってもらったのは、
明日あるお披露目会の説明のためよ。
お披露目は事務所の20周年記念コンサートの
クールボーイの次よ。」
『えぇ!』
A「嘘...。」
葉月「まじか...。」
皆が絶句した。
まぁ、無理もないと思う。
だって、クールボーイと言ったら、
トップアイドルなんだもの。
中村「言っておくけど、今回のチケットは完売。
これがどういう意味か分かるわよね?」
沢山の人に観て貰えるって事だよね。
中村「彩正解。」
あ、声に出てた?
中村「デビュー曲は【LittleStar】
これはレッスン当時から教えてきた
貴方達だけの曲よ。もう完璧よね?」
それはもちろん...
「「「『はいっ!』」」」
中村「いい返事ね。その意気よ。
じゃあ、今から武道館に向かって
リハーサルに参加するわよ。」
リ、リハーサル...。
大丈夫かな...。
不安な気持ちは皆、一緒のようで
思い詰めた顔をしている。
車に乗りこむと中村さんが
思い出したように言った。
中村「あ、そうそう。
明日から4人で量に住んでもらうから。」
え?寮?
中村さん曰く、寮と言っても事務所が用意した
一軒家に4人でシェアハウスして
暮らすという事らしい。
中村「そう。だから今日帰ったら
荷物をまとめておいて。
明日の朝取りに行かせるから。」
シェアハウスかぁ...。
これもまた不安だなー。

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作者名:Nagisa★ | 作成日時:2018年9月25日 22時

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