ちょっと怖い彼【うらたぬき】

じゅう ページ11

今はうらたさんの部屋でマ○カをしている。
私はいつもゲームをする時は体育座りで胸のところにクッションを挟んでゲームをしている。
その事をうらたさんに言ってみたら

う「じゃあ俺の枕使っていいよ」

と言われた。
お言葉に甘えて使わせてもらい挟んでみた…
が、うらたさんのふんわりとしたいい匂いがしてなかなか集中出来ない。

う「やったー！勝った〜♪」

やはり負けてしまった。

2位ならいいや…

勝って喜んでいるうらたさんを見て可愛いな、なんて思ったり。

う「ねぇねぇ、今日も泊まっていかない？
俺もっとAとゲームしたい」

「え、でも…かぞ「今日も帰ってこないから！」…そうなんだ」

流石に親が許してくれるかな…
流石に怒…



りませんでした。
簡単に許可が出ました。
本当にゆるいなぁ…

「うらたさん、許可貰いました」

う「ほんとっ？！やった…あ、課題とか終わってる？」

「あぁ、はい。終わってます」

う「ならよかった〜じゃあもう1ゲームしよ」

「次は負けません」

う「お、じゃあ…罰ゲームとか決めよっか」

「…へ？」

う「負けた方は勝った方の言うことに従う ってどう？」

夢小説とかでよくある展開…
でも楽しそう。

「いいですよ」

そしてゲームが始まり、真剣モード入る。
今のところ1位は私。
このままキープ出来れば私の勝利。

このまま…！

すると後ろから赤甲羅が飛んできた。
飛ばしてきたのは…うらたさんだった。

う「いぇーい」

「ンンン」

負けてられない…！



結局勝利したのは…









うらたさんだった。

う「やった〜！」

「うぅ…負けた…」

あともう少しだったのに…
…久しぶりにガチになった気がする。

「はぁ…うらたさんお願いはなんですか？」

う「ん〜そうだなぁ…」

何故だろう。
凄く嫌な予感がする。

う「俺とーーーーー」

「…え？」

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