第百六夜 ページ9
目が覚めると橋の下にいた。横目で隣を見るとリナリーが寝ていた
「やぁ目覚めたかいAちゃん」
「元帥…」
起き上がるとそこにはみんながいた。それと…
「アレン…」
「あ…あはは。久しぶりですA((ﾆｺｯ」
「久しぶり…じゃねえええ！！」
「うわっ！？ちょっ刀！刀しまってくださいよ！」
「問答無用！切りつけてやる！！」
「うるさいさA」
「あぁ！？てかリナリーは…」
私は刀を鞘に収めリナリーの顔をみた
「大丈夫さ。今は眠ってるだけさ」
「よかった…」
私が目覚める前にみんなは師匠を追うか追わないかの話をしていたらしい。それと…今いるエクソシストの数…教団にいる元帥2名とリアナ、逃亡中の師匠…そしてこの江戸にいる10名だけだという事がわかった。他の人は…いない
その後、私達は各々の時間を過ごしていた。
私？私は…
「神田」
「なんだお前か」
「何だとは失礼な」
私は神田の隣に立ちまっすぐ向いた
「足」
「へっ？足？」
「無理矢理解放したんだろバカ兎から聞いたぞ」
「あはは…大丈夫。今はミランダのおかげで何ともないよ」
「そうか」
無言が続く。ていうか神田と話したの久しぶりだしな…何を話せばいいのやら…
「行くのか」
「…！
うん。行くよ。私達の使命は師匠を見つけ出す事だしね」
「…あんまり無理すんなよ」
「うん。神田こそ」
「((ﾌﾝ お前には言われたくねえな」
「何だと！？」
神田の方を見るとあいつは笑っていた。
その瞬間胸がドキッとした気がした
ーーーーーー
橋の所に戻るとリナリーが起きていた
「リナリー…！」
「A！((ｷﾞｭ く…苦しいわよA」
「…バカ！リナのバカ！」
「私よりAの方がバカよ！私みたいに無理矢理解放するなんて！」
「あれはしょうがn((「しょうがなくない！」うう…」
「相変わらず姉妹みたいに仲がいいさ〜2人とも」
ラビのその言葉を聞いた私たちは顔を見合わせ笑った
ーーーー
出発の準備をしているとリナリーが立とうとしていた。手助けに行こうとしたがアレンが先に行ったので私はやめた
まったく…リナリーはなんでもかんでも1人でやろうてして…
「リナリー…一緒に行きましょう師匠の元へ」
「うん…！一緒に…！」
リナリーが手を伸ばしたその時リナリーの体がバチバチとした。その瞬間足元には黒い星が現れリナリーを飲み込んだ
「「リナリー！！」｣
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年6月1日 14時
