第百四十夜 ページ43
朝、私はアレンやリナリー達とご飯を食べていた
するとそこに中央庁の服を着たホクロ２つがきた
そいつはアレンの前にパイを差し出しこう言った
「はじめまして 本日からキミを監視することになりましたハワード・リンク監査官であります」
「これはお気づきの印に私が焼いたパンプキンパイです
よかったらどうぞ」
皆はその言葉を聞き一瞬食べている手を止めた
「よろこんでいただきます((ｻﾞｼｭ」
「恐縮です｣
「まてアレン！食う前につっこめ！」
「今そいつ『監視』って言ったよ…」
その後監査官はアレンに『14番目』のことを説明し始めた
「それと僕の監視とどう関係あるんですか？」
「…まずいくつかの質問に答えて頂きます
書面におこしましたので明日の朝までにすぐ記入して下さい」
監査官はどこからか書面を取り出した
しかもめっちゃ量が多い
「多ッ！？」
「どんだけあるんですか」
「わお…ビッシリ
一晩でおわんの？」
「…ここはうるさいので書庫室に移動しましょう」
「じゃあオレも本読みに…」
「遠慮してください」
「ご飯食べれるんですよねこれ！？断食じゃないですよね！？」
「ホクロふたつめ…」
「あはは…ってあれ？デリア」
私はデリアの姿を見つけそこまで行こうとしたがラビに止められた
「ラビ？どうしたの」
「A…あいつ何で…中央庁の服着てんさ…？！」
「えっ…何言ってんのデリアはファインダー…でしょ」
デリアをよく見るといつも着ていたファインダーの服ではなくアレンの監査官と同じ服を着ていた
心臓の音がうるさい…動機が…とまらない…
「あらん？ラビどうしたの」
「わりィこいつ気分悪いみたいだから部屋まで連れてくさ」
「ラ…ビ」
「行くぞ」
私はラビに連れられて食堂室をあとにした
ーーーー
「何で…デリアが…」
「あいつ…もともと中央庁のやつじゃなかったんじゃないか？教団には…」
「まさか…」
ラビはスパイとでも言いたいのだろうか…
いや、そうと考えられないか…
「見つけましたよA・マリアン」
「「ッ！！」」
ふたりで声がした方を見るとそこには噂のデリアがいた
「本日からアナタを監視することになりましたデリア・アリーシャ監査官であります。どうぞよろしくお願いしますA・マリアン」
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年6月1日 14時
