第百三十八夜 ページ41
「アレン・ウォーカーは『14番目』が残した奏者の資格なのでしょう？」
「！？何を言ってるのだ？」
「さぁ？」
「14番目…？」
「我々が何も知らずあなたに
(
「わざと行かせたのか」
「否定しないということは14番目と御自身の関わりは認められるのですね？さ 答えていただきますよ」
「あんたらの口から『14番目』が出てくるとは…だれにそこまで聞いたんです」
「質問しているのはこちらです
私が知りたいのはあかが敵側の人間かどうかということ」
「なっ…どういう意味ですかそれは…！彼はエクソシストだぞ！」
「エクソシストであっても敵と関わりがあるのなら危険な異端分子ですよ
スーマン・ダークの件をお忘れですか？我々は邪と交わらない高潔な神の軍でなければならない
アレン・ウォーカーを異端審問にかけます」
(！！異端審問だと！)
(死 刑確定の拷 問裁判ではないか！！)
「バカな…ちょっと待て…っ」
「ルベリエ長官！『14番目』と『奏者』について我々は何の報告も受けていません！この場の発言は公正にして頂きたい」
「それは失礼
では今からご説明しましょう」
「いいえ
この審議の中断を求めます
説明は書面で」
ルベリエ長官はコムイ室長を睨みつけた
「すきに調べろルベリエ長官
「何を言ってるんですかクロス元帥！」
「ではそうさせて頂きましょう？
マリアン元帥あなたには当分教団に留まり中央庁から世話役を付けさせて頂きます
アレン・ウォーカーとの会話は一切禁止
彼には監視を付け24時間見張らせて頂く」
「担当はハワード・リンク監査官」
「はっ承知致しましたルベリエ長官｣
「あぁ、それともうひとつ大切なことがあるんですよ」
(まだあるのか！？！)
「A・マリアン…あなたの弟子についてね」
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年6月1日 14時
