第百二夜 ページ5
ノアがリナリーの所に向かったのを見た私は急いだ
お願いリナリー…ミランダ…皆!!無事でいて
走っていると足が痛み転んでしまった。
「ぐっ…リナ…リナリー!!」
手を伸ばしても届かないのはわかってる…けど…お願い神様!リナリーを助けて!!
そう思いながら見ているとノアの足元から刀が出てくるのが見えた
「あれは…」
間違いない…あれは…神田だ
てことはマリと元帥も…
私はよろめきながらそこに向かった
ーーーー
私が着いた時、神田があともう少しでリナリーの顔に刀が当たりそうだった
「リナリー!」
リナリーに近づくと気絶していた
良かった…気絶しているだけだ
「くっ!」
「神田!」
神田が私たちに近づこうとした瞬間ノアが地面から出てきて攻撃をし神田は壁まで吹っ飛ばされた
「神d((「あれ、よく生きてたねお嬢さん」しまっ」
気づくとノアは私の背後に立ち手首を拘束し動けないようにしていた
「なかなかやるね」
「くっ…」
「これはどうかな?」
ノアが指を鳴らすと大量の蝶が神田を襲った
「神田!くそっ離せ!」
「危ないな〜お嬢さんが大人しくしていれば仲間には手を出さないよ」
「っ!」
嘘だ…だけどこの状況を考えると大人しくしていた方がいいのかもしれない
私は抵抗することをやめた
「いい子」
神田を見ると蝶が多すぎて上手く切れていなかった
「切れるかい?包丁使い君」
「くっ…」
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作者名:ルル☆赤髪LOVE | 作成日時:2018年6月1日 14時