検索窓
今日:15 hit、昨日:10 hit、合計:27,749 hit

第百三十二夜 ページ35

目を覚ますと私は書庫にあるソファーで寝ていた

「何でソファーに…」

体を起こすとさっきまでは見えていた先代の姿はどこにも見えなかった

「あ…そっか…記憶(メモリー)を全て見てしまったから先代はもう…」

頭の中でまだ情報がまとまっていない…けどこれだけはわかった…14番目の正体が…そして私が何をするべきなのか…

「私がそれをするためにはやっぱり邪魔だな……中央庁」

まあ今はいいか…それより今はみんなと合流しなくちゃ…

「ティア…アレンがいる部屋の扉開けられる?」

ティアは小さく頷き部屋を開けてくれた

「ありがとうティア((ニコッ 行こっか」

開けてくれた道を通ると扉が現れそれを開けた

「A!」

「無事でしたか!!」

「アレン…リナリー…」

私は遠くで座ってタバコを吸っている師匠を睨みつけた

「((フゥーそんな怖ぇ顔すんな
お前が言いたいのか分かる」

「師匠…」

「お前もだアレン。お前が何を言いたいのか分かる 怖い顔すんなよ」

近くにいたアレンを見ると少し怒っているかのように感じた

「どうして…あの楽譜は…((「ご飯ですよッッー!!!」なんだっ!?」

「ラビさん…そんな犬じゃないんスから…」

「イーからみてろよチャオジー!飢えたアレンなら百パースッ飛んでくっから
ごはんだぞーーーーー!!」

「この声…!?」

「方舟のどっからの音声だな」

アレンが頑張って映像を出そうとしている間もラビの食べ物を叫ぶ声が聞こえた。
映像が映し出され2人の無事が確認された

「ラビッチャオジー…!」

「生きてる...ッ!」

師匠とアレンが言い合いをしている間リナリーは力が抜けたのか座り込んでしまった

「カルビー肉ー!!」

「ほぉ街ごと戻ってきたか
まあ別に次元の狭間に吸収されただけで死 んでたわけじゃねぇしな」

「…師匠『死 んだ』って言ってませんでした?」

「あ?たいして違わんだろ
戻ってこれなかったら」

私は映像の近くまで行きあることを確かめた
そう…

「かん…だ」

ーーーー
「ハッ」

「なんスか?」

「まてよ…オレらが助かってんならもしかしてユウとクロちゃんも…!」

「((スゥー ユウのパッツ…((バン「上等じゃねェか馬鹿ウサギ」ユウッ!」

「((チッ」

ーーーーー
「神田…!」

よかった…生きてた!

「アレン!!あっちに扉に開いて!」

「えぇ!?ちょっ待ってください!!」

「はやくっ!」

第百三十三夜→←第百三十一夜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:Dグレ , 神田ユウ , ラビ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルル☆赤髪LOVE | 作成日時:2018年6月1日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。