第百三十二夜 ページ35
目を覚ますと私は書庫にあるソファーで寝ていた
「何でソファーに…」
体を起こすとさっきまでは見えていた先代の姿はどこにも見えなかった
「あ…そっか…
頭の中でまだ情報がまとまっていない…けどこれだけはわかった…14番目の正体が…そして私が何をするべきなのか…
「私がそれをするためにはやっぱり邪魔だな……中央庁」
まあ今はいいか…それより今はみんなと合流しなくちゃ…
「ティア…アレンがいる部屋の扉開けられる?」
ティアは小さく頷き部屋を開けてくれた
「ありがとうティア((ニコッ 行こっか」
開けてくれた道を通ると扉が現れそれを開けた
「A!」
「無事でしたか!!」
「アレン…リナリー…」
私は遠くで座ってタバコを吸っている師匠を睨みつけた
「((フゥーそんな怖ぇ顔すんな
お前が言いたいのか分かる」
「師匠…」
「お前もだアレン。お前が何を言いたいのか分かる 怖い顔すんなよ」
近くにいたアレンを見ると少し怒っているかのように感じた
「どうして…あの楽譜は…((「ご飯ですよッッー!!!」なんだっ!?」
「ラビさん…そんな犬じゃないんスから…」
「イーからみてろよチャオジー!飢えたアレンなら百パースッ飛んでくっから
ごはんだぞーーーーー!!」
「この声…!?」
「方舟のどっからの音声だな」
アレンが頑張って映像を出そうとしている間もラビの食べ物を叫ぶ声が聞こえた。
映像が映し出され2人の無事が確認された
「ラビッチャオジー…!」
「生きてる...ッ!」
師匠とアレンが言い合いをしている間リナリーは力が抜けたのか座り込んでしまった
「カルビー肉ー!!」
「ほぉ街ごと戻ってきたか
まあ別に次元の狭間に吸収されただけで死 んでたわけじゃねぇしな」
「…師匠『死 んだ』って言ってませんでした?」
「あ?たいして違わんだろ
戻ってこれなかったら」
私は映像の近くまで行きあることを確かめた
そう…
「かん…だ」
ーーーー
「ハッ」
「なんスか?」
「まてよ…オレらが助かってんならもしかしてユウとクロちゃんも…!」
「((スゥー ユウのパッツ…((バン「上等じゃねェか馬鹿ウサギ」ユウッ!」
「((チッ」
ーーーーー
「神田…!」
よかった…生きてた!
「アレン!!あっちに扉に開いて!」
「えぇ!?ちょっ待ってください!!」
「はやくっ!」
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作者名:ルル☆赤髪LOVE | 作成日時:2018年6月1日 14時