第百二十三夜 ※ ページ26
アレンがティキに向かって走っている時ティキは手から何かを出していた
「アレン！」
「ティッキーはねぇアレンのことが好きなんだよ
邪魔しなーいで」
「くっ…」
「僕と遊ぼーーブックマン♪
方舟の消滅はもうすぐ…」
「ラビｯ！ってうわっ！？」
私は急に現れた透明な箱に閉じ込められた
リナリー、チャオジーは2人とも同じ箱に閉じ込められたみたいだ
「何！？何これ！」
「リナリー！チャオジー！A！」
「大丈夫だよラビ！閉じ込められただけみたい…」
「っス！」
「今は閉じ込めるだけにしてあげるよ
ねぇ遊ぼぉ？ブックマン！」
「ラビ…」
「エクソシスト様…」
「ノアの一族の長子…ロードだっけ？勝ったら3人を話す条件なら遊んでやるさ！」
「うん！いいよぉ」
突如ロードから溢れてきた何かにラビは飲み込まれてしまった
「ラビ！！こっのぉぉ！」
私は紅桜を取り出し箱を切った
「ラビ！」
私はラビに近づこうとしたがロードが道を阻んだ
「ダメだよぉA〜ブックマンは今、僕と遊んでるんだからさぁ」
「ロード…！」
「でもどうしてもって言うなら僕が遊んであげるよ…
ーーーーーーーーー
「A！！」
「ｹﾎｯｶﾞﾊｯ」
くそ…当たりが悪くて血が…
「ふふふ…ねぇ
今僕達の方に来たら君の事だけは助けてあげるよ♪」
「なっ！何を言ってるのロード！？」
「ふふ…あはは」
「！？」
(急に雰囲気が変わった…)
「バカ言わないで…私はエクソシストよ！それに
「A…」
「エクソシスト様」
「あ〜あ残念。じゃあ仕方ないよねぇ？痛めつけられても…」
「え…((ﾊｯ!」
気がつくと私の真正面には沢山の蝋燭がありそれらが急に襲いかかってきた
(やばい！逃げなきゃ！)
くそ…さっきまでの攻撃で身体が思うように動かない！
「あぁぁぁぁぁ！？！？」
「嫌…止めて！止めてロード！！」
「ｷｬﾊﾊ！どう？痛い？痛いよね…これね巻き戻しの町でアレンにやったことあるんだぁ〜あの時のアレンもそんな風に叫んでたなぁ♪」
「くっ…」
くそ…右手が動かない…ちょうど手に蝋燭が…
「んーと確か後は…」
ロードは私の前に座りひとつの蝋燭を手に持った
「嫌…止めて！！」
リナリーの悲鳴に似た声が響いたと同時に右目に鋭い痛みが走った
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年6月1日 14時
