第四十七夜※微pink ページ49
昨日のパーティが遅くまで続いてしまい私は寝るのが遅くなってしまった。
「いや、それはいい。いいんだけど…何で神田の部屋にいるだ私は！？思い出せ私…！」
遡ること数時間前
神田side
夜遅く、俺の部屋をノックする音が聞こえた。
この時間に来るのはあいつしかいない。そう思った俺は扉を開けた
「あっかんだら〜！」
「おい！お前何しに…この匂い！」
微かだがあいつからは酒の匂いがした。
「お前酒飲んできたのか！？」
「へ？のんでなんかないろ〜？」
「ダメだこいつ…話にならん」
「へ？なにいうへんのかんら」
俺はあいつの腕を引っ張り自分の部屋の戸を占め鍵を閉めた。こうでもしないとこいつは徘徊するからな…
俺はあいつをベットの上に座らせた
「かんら〜？かんら！」
「ﾁｯ」
呼ばれているが無視をし部屋に置いてあったコップに水を入れていると背中が暖かくなるのを感じた
「離れろA」
「いやっ！だってユウがあそんでくれないんだもん！」
「お前…ファーストネームで読むなとi((「知ってるもん…ユウがいやがるのも」ﾁｯ…ならやめろ」
俺がそういうとあいつは背中に回している腕に力が入るのに気づいた
「昔は…いいっていってた」
「昔は昔だ。ほら水だ飲め」
「い・や！」
俺は背中からあいつを剥がし水を飲ませようとしたが抵抗をし水を飲もうとしなかった
「ﾊｧ…後で怒るなよ」
俺は持っていた水を口に含みあいつの口内に流し込んだ
「ん！？んん！！」
あいつは俺の胸を強く叩いてきたが水を飲むまでずっとその体制でいた。そしたらあいつは諦め水を飲んだ
「な、何してんの神田！？」
「うるせぇ飲もうとしなかったお前が悪い」
「なっ！わ…」
「あぁ？」
「私のファーストキスかえせやぁぁ！！」
その後あいつは暴れ回ったが酔いもありすぐに寝始めた
「ﾁｯ…」
本当はこんな事をする気はなかった。あいつが飲もうとしなかったのが悪いんだ…
「おい。いるんだろティア」
ティアはベット中から出てきて俺の顔をみた
「さっきあった事は誰にも見せんな。あとこれから言うこともだ…」
俺がそういうとティアは頷きその場で動かなくなった
「わりい。約束破っちまって…俺はーーーーーー」
Aside
「おも…いだした！」
私はシーツで顔を半分隠し悶えた
何で！？何でキス…を！だって…だって神田には…それに約束…した…のに
私は乱れた髪のまま勢いで神田の部屋から出ていった
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作者名：ルル☆赤髪LOVE | 作成日時：2018年4月3日 1時
