逆らった356回目 ページ7
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兎「…、」
「Zzz...」
兎「おーーいマジかよぉ…」
木兎side
Aを抱きかかえて約5分
いつの間にか気持ちよさそうに寝てるAを見て俺は思った
やべえ出口わっかんねぇ…!!!
兎「A〜?Aちゃん?ねぇ?起きて?俺一人じゃちょっと厳しいっていうか〜…」
「ん〜…ミトコンドリアー…」
兎「ナニソレ新しいドリアの名前??」※違う
「…もーきんるい」
兎「あっ褒め言葉」※違う
しゃーね、こうなったら俺の天才的な勘に頼るしかねーな
*
その頃黒尾さんたちは
黒「っんだよこのお化け屋敷はァ!!!」
及「ひぃいいいいっ クロちゃん待って置いてかないでぇえええええ!!!!」
黒「お前こういうの苦手なら入ってくんじゃねえよ!」
及「だってAちゃんが気になるんだもん!」
黒「あっそう!おら早く立てよクソ川!」
及「クロちゃん優しい!!!」
黒「うっせぇ早く探せ!!」
案の定迷子になっていた
*
兎「…! くろお達の声がする!」
ハーイ実質ぼっちで迷路楽しんでるヘイヘイヘーイでーす
無心で歩いてたら「うぉおおおおお木兎ォオオオオオオ!!!!」っていう黒尾の声と「ぎゃぁぁぁぁ勘弁してマジでッNoooooooooooooooo!!!!」っていう及川の声が聴こえてきた
追っかけてきたかぁー
…俺黒尾に殺されそうじゃね?
「んん…ん゛っ、……あれ、まだ暗い…」
兎「おー、起きた?」
騒がしい声がAも聞こえたのか、だるそうに目を開けた
「…何分間彷徨うつもりですか」
兎「係員が回収しに来るまで?」
「嘘でしょ」
兎「出口わかんねんだー
Aわかる?」
「私に言っても無駄ですよ」
アッ、そうだこの子方向音痴だった
兎「黒尾たちがくるの待つしかねえか…」
「じゃあそれまで寝ますね」
兎「マイペース」
「だめですか?」
兎「や、そういうとこ好き」
「ふーん…おやすみなさい」
...“ふーん”って、それだけかよ!!
黒尾とかがこういうこと言ったら照れるのに!
兎「なぁやっぱり起きて!」
「…Zzz」
兎「なぁー!Aー!」
「zzz」
兎「…起きないんだったらちゅーするぞぉ〜」
小声でそう言ったら、閉じていたはずの目をカッ!!と開いた
「今すぐ下ろせ」
兎「こーわっ!起きてんじゃん!!タヌキネイリ!!」
「下ろせ」
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霸留(プロフ) - 美鈴さん» ありがとうございますー!黒尾さんの小説じわじわ増えていくんで…(( 今年もよろしくお願いしますね! (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - ソルト=塩さん» ありがとうございます!待っていてくれるからとその言葉に甘えっきりにならないよう努めます! (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 審神者代理さん» 及川さんはたまに残念だけどサラッとイケメンなことするからやばいですよね (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - チョコたんさん» さぁ…笑 そこらへんはまだ秘密です! (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 歩美さん» ありがとうございます!明けましておめでとうございます!今年もカメさんかもしれませんが、何卒よろしくお願いします! (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霸留 | 作成日時:2017年10月10日 0時