【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと４

逆らった１８０回目 ページ30

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｢うっし、じゃあリエーフー、いっちゃん最初にやんべ｣


リ｢？？ いっちゃん？｣


｢あ、一番って意味ね｣





スコアの付け方を教わったから早速コートに入ってリエーフが構えるのを待つ。


ってか青城も見てんじゃん。恥ずかしいんだけど…！





｢ふーっ……｣





深く息を吐いて、吸う。



もう笛なしでもサーブが打てるようになった。





助走をつけて、思いっきり力を込めて打てば、いつも通りの威力で向こう側のコートにボールが落ちる。





ダァン!!と派手な音とともに。








リ｢＿＿＿え、｣



｢ちょっと、取ってくれないと練習にならないじゃん｣




構えたところから微動だにしなかったリエーフ。


唯一動いたのは ぽかん、とアホみたく開いた口だけ。



リ｢…え、いやいや、は!?予想以上！無理！腕もげる！｣


｢もげないよ。ほらもういっぽーん｣


リ｢ま、ままま待って！タイム！｣


｢待ったなーし｣


リ｢うわぁぁあ！ほんっと無理！｣








黒｢…ほー、ありゃすげえな｣

夜｢早く取ってみたいな！ホントに！｣

海｢多分取ってみたいっていうの夜久だけだと思うぞ｣



他メンバー｢｢絶対取れない！無理！｣｣



夜｢なんだお前ら頼りねーな。あれが取れないってんなら全国なんて無理だぞ｣


黒｢やっくん、多分あれ牛若と同等…いやそれ以上のサーブだと思うケド｣





｢どんだけ打ち込んできたんだ｣という言葉が聞こえた。






及｢Aちゃん今のナニ!?Aちゃんが打ったの!?｣


｢……そうですけど｣


及｢俺も取りたい！｣


｢あ、私今音駒のマネージャーなんで｣


及｢おーねーがーいー！｣


｢やです｣





軽く及川さんをあしらって｢次行くよー｣と完全に縮こまったリエーフに声をかける。あ、いい加減可哀想かな？





夜｢綾瀬！次俺！｣


｢おっ、夜久さんなら1発で取りそうですね｣


夜｢音駒の守護神だからな！｣





ニィッと笑って男気を見せる夜久さん。



あああかっこいい…素敵です、やっぱり好き






｢ふーっ…｣








*






黒｢結局誰もまともに打ち返せなかったな｣


夜｢くっそー、あと少しでセッターの位置に戻せんのに！｣


リ｢惜しかったですよねー｣


山｢次は取るからな！｣




休憩時間が終わってることにも気づかずに、いつの間にかお昼になっていた。


あーあ、練習時間ほぼサーブレシーブに使っちゃった感じ？もったいない…

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