第30話 (琥時)さく視点 ページ30
「うーん、また言い過ぎたかもしれません」
私の悪いところなんですが、腹が立ったりイライラしてしまうと、無意識に言う言葉が鋭くなるんです。 唯一私が嫌いな私の性格なんですよね。
まぁ、とりあえずジュースとお菓子を買いに行きましょう。
「15個入りのドーナツを5箱、リンゴのジュースを2本。 合計6886円になります」
ドーナツは皆さんでわける様にたくさん買いました。
定員さんが不思議そうな顔で私を見てくるんですが、どうしたんでしょうか?
「顔に何かついてますか?」
「あっ、いえ......」
「思ったことは言ってください! お客さんだからとか、そんなの関係ないですよ」
「そんなに大事なことではないので」
じゃあ、朝一で私以外のお客さんが誰もいないので、私から言わせてもらいましょう。
「荷物が多いから家出かな?」
「え!?」
トイガン(偽物の銃)がたくさん入っている鞄を指差す。
「長い鞄の中には何が入っているんだろう?もしかして楽器?」
「スゴい」
「ということは、全て図星ですね?」
「はい! お客さん、人の心が読めるんですか?」
そう言って拍手をしてくれている定員さん。 いい定員さんですね。 って、こんなことをしている時間なんてないんでした。 ただでさえ親が日にちを間違えて１日遅れているのに、これ以上遅れるわけにはいけません。
-10分後-
「やっと着きました。 綺麗なアパートですね。 こんな感じのアパート、私好きですよ」
わくわくしてきました。 早く入りましょう。
「.........」
んん? ちょっと待ってください。
「ああああああああ!!!!! やってしまいましたぁああああああ!!!」
自分って何号室でしたっけ!? それに、朝一だから誰も起きていないんじゃないですか!?
「うぅ、どうしましょう」
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ライガット@絶賛片思い中(プロフ) - 愛李さん» あ、愛ちゃん、来たんだーｗありがとねー！ (2015年6月30日 19時) (
レス) id: a5107bee30 (このIDを非表示/違反報告)
プリン☆(プロフ) - 愛李さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2015年6月28日 11時) (レス) id: 46806ae94a (このIDを非表示/違反報告)
愛李 - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます! (2015年6月22日 18時) (レス) id: 199e8597dc (このIDを非表示/違反報告)
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